そば粉配合割合25%で感じた「ああいう蕎麦」の幻影【家そば放浪記】第264束:カネスエで買った、麺のスナオシ『カネスエPB 日本そば』126円(1人前31円)
まずは購入場所「カネスエ」から説明しよう。カネスエとは! 愛知県、三重県、岐阜県、静岡県で展開する大型スーパーマーケットのこと。
もちろんプライベートブランド(PB)もあるレベルの規模であり、今回ご紹介する蕎麦もまたカネスエマーク(ヿに末)が書かれているPB商品だ。
そして、気になる製造元が……
「麺のスナオシ」! これまで2回しか登場していないが、強烈なインパクトを残している麺のスナオシ。よく100均とかに置いてある蕎麦を作っているメーカーだ。
今回の蕎麦も4束入ってて税込126円なので、1人前31円。100均よりは高いけど、めちゃ安の価格ランク。ちなみに過去のスナオシ蕎麦は、1人前54円(梅)と、1人前27円(苔)である。
今回は、大丈夫かな……
デカい鍋に湯を沸かし……
5分ほどゆでて……
ハイ、完成。
して、そのお味は──
スナオシ、しかも1人前31円と聞いてかなり身構えていたが、思っていたほど悪くはなかった。
食感、のどごし……口に入れた瞬間「お? これは……」となった。
これはもしやイケ線なのでは……と思って麺を噛んだら、「アレ〜(ズコ〜)」となった。
「家そば」か「外そば」かなら「家」である。
でも、なんとなく思ったのは、スーパーとかコンビニで売っている「割子そば」の蕎麦(セブンの蕎麦のぞく)、ああいう蕎麦って、まさにこれが乾いた感じなのではないかと。
パッケージを見ると、そば粉配合割合25%。
ああいうパックの蕎麦に入ってる蕎麦(セブンの蕎麦のぞく)も、このくらいなのではないかと。
いろいろ感想を考えるため箸を置き、窓の外を眺めながら、そう思ったりしたのであった。
執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24