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「脳腫瘍を克服した」嘘つきインフルエンサーの栄光と没落を描く実話「アップルサイダービネガー」予告編が公開

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末期の脳腫瘍をヘルス&ウェルネスで克服した女性がいた。Instagramの黎明期、彼女はオンライン・コミュニティを通じて世界的な影響力を誇り、“ウェルネスの女王”として一躍スターとなる。すべては感動の物語であるはずだった。“彼女が脳腫瘍だったことは一度もない”という事実を無視するならば──。

実話に基づく衝撃のシリーズ「アップルサイダービネガー」が、2025年2月6日(木)に独占配信されることが決定。あわせて予告編映像も公開された。

物語の主人公はオーストラリアのインフルエンサー、ベル・ギブソン。“脳腫瘍を患ったインフルエンサー”としてSNSに登場し、ヘルス&ウェルネスで病を完治させたとして一躍注目を浴びる。嘘を重ねながら自らのビジネスを軌道に乗せていくベルは、本物のガン患者である人気ブロガーのミラ・ブレイクに接触。しかし、二人はたちまち対立していき……。

嘘まみれの“ウェルネス帝国”を築き上げ、隆盛と没落に直面するベル・ギブソン。食事療法でガンを克服できると信じ、オンライン・プラットフォームを立ち上げてベルのライバルとなるミラ・ブレイク。ベルとミラの言葉に希望を感じるガン患者のルーシー。ミラの親友ながら、ベルとともに働きはじめるシャネル……。全6話構成の本作は、女性4人の物語を通じて、SNSの誕生やウェルネス・カルチャーの台頭、若い女性の起業ブーム、ファクトチェックとバランスを欠いた“無邪気な時代”を掘り下げる。

主演は『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)のケイトリン・デヴァー。自身はアメリカ人ながら、徹底的なトレーニングを経てオーストラリア訛りの英語を習得した。「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」(2021)などでも注目され、今年は「THE LAST OF US」シーズン2のアビー役も控える才能が、主演作で新境地を開拓する。

原案はニック・トスカーノ&ボー・ドネリーのノンフィクション作品『The Woman Who Fooled the World(原題)』。脚本は「ナイン・パーフェクト・ストレンジャー」(2021-)などのサマンサ・ストラウスらが執筆した。

ギブソンの成功当時、同じメルボルンに暮らしていたストラウスは、「メディアは食べ物を武器として扱い、私たちは栄養を切望します。健康を目指すことにどれだけお金がかかるのか、それがいかに特権的なことか」と話す。「どんな問題であれ、完全に白黒がつくことはありません。それらをグレーゾーンのなかで描きたかった」。

Netflixシリーズ「アップルサイダービネガー」は2025年2月6日(木)より全世界独占配信

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