「過激な牛乳食パン」というものすごい名前の食パンを過激におすすめしたい理由
「過激な牛乳食パン」。この名前を見て、「なんて?」と脳内に疑問符を浮かべる方は筆者だけではないと思う。
激辛製品ならまだしも、食パンの名前にこういった強めのワードが入っているのはなかなか見たことがない。
いったいどうしてこんな名前がついたんだろうか。実際に食べて確かめてみることにした。
・食べてみた
過激な牛乳食パンが販売されていたのは、千葉県にある「成田ゆめ牧場」の公式オンラインショップ。
商品価格の1150円と送料の1460円を合わせた合計2610円で購入することができた。
商品価格だけでも食パンにしては結構お高めだが、なんと5万個以上も売れているベストセラー商品なんだそうだ。
冷凍便で届いた食パンは、不織布に包まれていて食べる前から高級感が漂っていた。
解凍後に袋から取り出してみると、甘い香りと共にずっしりと重みのある食パンが登場!
手触りは作りたてかな? と思うくらいしっとりしている。その保湿力、ちょっと筆者にも分けてほしい。
今回は同梱されていた説明書に書かれていたおすすめの食べ方に従い、厚切りにしたものを焼いていただくことにした。
食パンには他の調味料や具材をトッピングするのが定番だけど、せっかくの高級食パンだ。まずは何もつけずに食べて、そのものの味を確かめてみないとな。
そう思いながら ひと口かじってみると……
あっま……!? 口の中に広がったのは、生クリームでも入っているのかと思うくらい濃厚な甘み。何もかけてない食パンの味がこんなに濃いことある……!?
濃厚な味の秘密は、過激な牛乳食パンの作り方にあるらしい。商品ページの説明文によると、普通の食パンには入っている水を一切入れていないのだという。
代わりに使用されているのは……牛乳。
「牛乳食パン」って言うくらいだから牛乳が入っていることはなんとなく予想がついたけど、まさかそんなにたくさん使われていたとは。
原材料の欄を見てみると、確かに牛乳が2番目に多いようだ。だからこんなに濃厚な甘い味ができあがるのか。
このあと試しにはちみつをかけていただいてみたのだが、牛乳食パンの味が濃すぎて少量でははちみつの甘味なのかパンの甘味なのかが分からないレベルだった。
「何もつけなくてもおいしい」というより、「何もつけない方がおいしい」かも。これは確かに「過激」なおいしさだな……!
・間違いなく過激だった
ちなみにこの味が完成するまでにはいろいろな工程で試行錯誤が繰り返され、半年近く時間がかかったそう。こっちも「過激」なほど時間がかかってるな……。
「過激な牛乳食パン」は、牧場のこだわりがめちゃくちゃ詰まっているからこその名前だったんだな。
一度購入したら、自分も人に過激におすすめしたくなってしまうこと間違いなしだ。
少々お高めの値段だけど、買って後悔する人は少ないと思う。気になった方は、是非一度試してみてはいかがだろうか。
参考リンク:成田ゆめ牧場
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.