爆風の地磯でのルアーフィッシングで50cm級ヒラスズキ好捕【熊本・四季咲岬】シンペンにヒット
1月7日、冬型の気圧配置が強くなり北西~北風が爆風となり「ヒラスズキびよりだ~」ってことで、熊本県天草郡の苓北にある四季咲岬の地磯にヒラスズキ釣りに向かった。
四季咲岬の地磯でルアーシーバス釣行
まずは年末に友人たちとヒラスズキを爆釣したポイントに行くが…「まだ潮が下がり切ってないな~」。本命のポイントまでは100m近くあり、北風爆風なので向かい風。「フルキャストしてもわずかに届かんな、あ~ルアー選択間違ったな、車の中だ」。
時間潰しのために少しでも風の影響がないような場所に移動しながら打つが、1週間以上前とは状況がかなり違う。「ん~ポイントにルアーが届かないとなると釣れん」。場所移動!
シンペンで探るも反応なし
同じ四季咲岬周りの地磯だが来るのは1年ぶり。ルアーボックスのルアーを総入れ替えし、シンキングペンシル軍団に。まずは手前のサラシを打つが反応なし。次にデカい岩をよじ登り先ほど打ったサラシの表側を打つも反応なし。
「あ~沖の根周りか~」。目標ポイントは70m沖にあるサラシ周り。ルアーをフラペン85Sに替えてフルキャスト。右から順に打つが反応なし。
40cmヒラセイゴをキャッチ
次に岩と岩の間にピンポイントに落として引いて来ると「ゴンっ!」「食った!」。サイズを確認する前にガンガン巻いてゴリ巻きで寄せてくると40cmくらいのヒラセイゴ。「あら~サイズも前とは変わってる」。
だが、フロントフックはガッチリ掛かり食い気がありそうな食い方であるのは間違いない。すぐにフックを外してあげリリース。
50cmヒラスズキを追加
同じ場所を通すがアタリすらない。「1尾だけやないと思うけどな~」。今度は左のサラシ、セット(ウネリの回数)を読みサラシが広がったタイミングでキャスト。
着水と同時にゆっくり引いてくると「ゴッゴン!」「さっきよりマシかも!」。手前に3か所も根があるため引きを味わう余裕もなくガンガンゴリ巻きして、ぶっこ抜いたのは50cmクラスのヒラスズキ。「サイズアップだ!」。
小規模ポイントから2尾を抜いた後なのでラストにワームを通してみたが、反応がなく西から目で見て分かるくらいの雨雲が接近していたため、逃げるように帰路に就いた。
<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2025年1月31日号に掲載された記事を再編集したものになります。