フワちゃん暴言騒動の裏に潜む、Aマッソ加納の影 過去には態度が悪いAマッソをアンガ田中が叱ったことも
YouTuberでタレントのフワちゃんが、ピン芸人のやす子にXで暴言を吐いた件について、8月31日夜に『NEWSポストセブン』が詳細を報じた。フワちゃんは当時、Aマッソ・加納、トンツカタン・森本晋太郎と一緒に夏休みの旅行を楽しんでいたが、フワちゃんの不適切な投稿は加納の発言がきっかけだったという。しかし、加納はこの件に関して未だに何も発言しておらず、SNSも通常通り更新している。
Aマッソとフワちゃんは、ともにワタナベエンターテインメントに所属していた先輩後輩の関係である。フワちゃんは大学2年生の時にワタナベコメディスクールに入学し、18期生として無事に卒業した。その後、同期の男性と「SF世紀宇宙の子」というコンビを結成し、ワタナベエンターテインメントに所属となった。養成所に在籍中、フワちゃんは成績優秀だったものの、オーディションで相方のアドリブに大笑いして尿失禁するなど、いくつかの問題を引き起こした。また、「事務所の看板に落書き」や「ライブ中に隠れて漫画を読む」などトラブルを起こし、ついには事務所の役員に中指を立てて遊んでいた姿がガラスに映ってしまい、それが原因で事務所を解雇されたとフワちゃん自身が明かしていた。その後、彼女はピン芸人として活動を続け、知り合いの放送作家の勧めでYouTuberデビューを果たした。
Aマッソとフワちゃんが出会ったのは、彼女がまだワタナベエンターテインメントに所属していた頃だ。2016年の『M-1グランプリ』で敗者復活戦に出場するなど実力派女性コンビとして知られていたAマッソと、売れない芸人だったフワちゃんには接点がなかった。しかし2017年頃、トイレで偶然出会ったフワちゃんが「Aマッソに名前を覚えてもらいたい」とパニックになり、スカートをまくって「ほ～れエサだぞ～」とパンツを見せたことで、Aマッソの2人は笑い転げた。その後、フワちゃんと加納は親しくなり、仕事だけでなくプライベートでも一緒に旅行する仲になった。
Aマッソには、熱狂的なファンが多くいる。事務所の先輩であるアンガールズ・田中卓志は、Aマッソの「芸人が見ても異常に尖ったネタ」を評価しているが、ファミリー層が多い営業先で「ど下ネタ」を披露し観客を引かせた際には、「自分たちがやりたいことをやっているんだからいい」という2人の態度を叱ったことがある。また、2021年のお笑いコンテスト『女芸人No.1決定戦 THE W』で、Aマッソは1票差で敗れたが、田中が優勝したオダウエダに投票したことに対し、Aマッソのファンから「審査員を辞めてください」などの批判が寄せられたことに、田中は「Aマッソは好きだけど、Aマッソのファンが苦手だ」とうんざりしていた。
今回のフワちゃんによる暴言騒動について『NEWSポストセブン』では、加納が「この投稿どうなん？」とやす子の投稿をフワちゃんに見せたことがきっかけだったと報じている。加納は騒動が表面化してからは、Xの更新を一時停止していたが、8月16日にAマッソのYouTube新作を告知するマネージャーの投稿を引用する形で再開した。彼女がフワちゃんと夏休みを楽しんでいた8月3日の投稿は削除されており、このまま加納が騒動について触れることはないのではないかと憶測が広がっている。
画像1枚目は『フワちゃん FUWA X「Aマッソおんちょいなお疲れさま!!!!!」』より
（TechinsightJapan編集部 みやび）