わざわざ行きたくなる人気書店が朝倉に集まる！ 6/8『FUK BOOK（フックブック）』で広がる新しい本と書店の世界（朝倉市）
今、まちの本屋さんが熱い！ 福岡にも、遠くても足を運びたくなる本屋さんが少しずつ増えています。 そんな個性的で勢いがあって、わざわざ行きたくなる本屋さんが集まる大注目のイベント『FUK BOOK（フックブック）』が、6月8日（日）に「ナガノインテリア」（福岡県朝倉市）で行われます。
『FUN BOOK』は、本を愛する人や新しいものに興味がある人など、いろんな人に“本屋さんがある街”の魅力を感じてほしい——そんな思いから生まれました。
ここに集まる書店は、ただ本を売るだけではありません。本を通して知らない世界や新しい考え方に出会ったり、同じ本を好きな者同士で話したり、ゆったりとした時間を過ごしたり。そんな大人も子どもも、本が好きな人も、そうでない人も、みんなが楽しめる場所や時間を提供しています。
イベント当日は、絵本の読み聞かせや古本市、書店代表のトークショーなどを予定。朝倉の人気店『タリル珈琲』と、夜から開くバスクチーズケーキ店『midnight』も出店します。
「ぜひ家族で来てもらって、書店を取り巻く状況を知っていただくとともに、『こんな本屋さんがあったんだ！』とみんなで楽しんでもらいたい。おいしいコーヒーとお菓子も用意して、お待ちしています！」と主催者さん。
参加書店はこちら！
■ブックスキューブリック（福岡市中央区/東区）
本好きから初心者まで幅広い層に愛される独立系書店。けやき通り店と、カフェやパン屋を併設した箱崎店の2店舗を展開しています。店主が厳選した本が並び、文学作品から実用書、絵本までジャンルは多岐にわたります。本を通して人と人がつながり、新たな発見が生まれる「場」を大切にしているのが特徴です。
■MINOU BOOKS（福岡県うきは市）
衣食住やアートなど、暮らしに寄り添う本を幅広く取り揃える“暮らしの本屋”。 新刊と古本が共存し、リラックスできるカフェスペースも併設。地元作家の作品や地域の魅力を発信しながら、訪れる人にゆったりとした時間と新しい本との出会いを届けています。
■cuwano.Books Cafe Space（福岡県朝倉市）
多様なジャンルの本を楽しみながら、カフェでゆったり過ごせる書店です。1階は地元食材を使ったランチやスイーツが味わえるカフェスペース、2階は仕事や読書にも最適なコワーキングスペース。さまざまな年代の人が自分の時間を過ごせる居心地の良い場所として地域に根ざし、新しい出会いやコミュニティーの誕生も応援しています。
■平平書店（大分県日田市）
2024年にオープン。昭和初期の元酒店をリノベーションした、絵本が主役の小さな本屋さん。店主は元教諭で、子どもも大人も楽しめる本を厳選して並べています。古民家の温もりを感じる店内では、読み聞かせやトークイベントも開催されています。
■文喫（福岡市中央区）
“文化を喫する”入場料制書店として、選りすぐりの本とゆったりとした空間を提供しています。ブックディレクターが選んだ約3万冊の本が並び、レトロモダンな喫茶スペースで読書やリラックスタイムが楽しめます。カルチャースクールとの連携も魅力で、多彩なイベントやワークショップも開催しています。
■梓書院（福岡市博多区）
九州を代表する老舗出版社。地域の歴史や文化を伝える本づくりに注力しながら、電子書籍の制作・出版など新しい時代にも対応した多彩なコンテンツを発信。作家やクリエイターと共に、読者に豊かな学びと楽しみを届け続けています。
■ARBOR BOOKS（福岡県・香春町）
平成筑豊鉄道の無人駅・勾金（まがりかね）駅の目の前に佇む新刊書店。店主は本への熱い思いと地域への愛着を胸に、一冊一冊丁寧に選書した本を並べています。自然や山の風景に囲まれながら、本と出合い、心が休まる空間を目指しています。
■書肆侃侃房＆本のあるところ（福岡市中央区）
書肆侃侃房は福岡市天神を拠点とする出版社。詩歌や海外文学、旅など、個性的な本づくりで知られています。書肆侃侃房が運営する「本のあるところ ajiro」は天神エリアの書店＆カフェ。取次を介さない直取引の選書が並ぶ空間。イベントや読書会も盛んに開催され、読者と作り手をつなぐ新たな本の文化拠点です。
■ニワノホンヤ（福岡県筑後市）
2025年4月にオープンしたばかり！保育士と司書の経験を持つ店主が選んだ絵本や実用書を中心に、贈りたくなる一冊に加えて日常を彩る雑貨も取り扱っています。マルシェ出店を経て実店舗となり、お弁当＆コーヒー店「きょうのことわり」（福岡県八女市/ https://kbc.co.jp/wish/article/35713/）の絵本部門としても親しまれています。
『FUK BOOK』
日時：2025年6月8日（日）10:00～17:00
会場：ナガノインテリア本社敷地内（福岡県朝倉市甘木2153）
【プログラム】
10:00オープン（古本市・書店販売・読み聞かせなど）
13:00トークショー（ブックスキューブリック代表：大井実さん）
15:00-16:00座談会
ゲスト：ブックスキューブリック代表：大井実さん/MINOU BOOKS代表：石井勇さん）
テーマ：「本を売るだけじゃない、本屋のかたち」‐地域とともに生きる書店‐
17:00クローズ