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横浜市歴史博物館 市登録文化財を愛でる 仏像入門展を同時開催

タウンニュース

市登録文化財を愛でる

横浜市歴史博物館(中川中央1の18の1)で2月8日から、今年度新たに市の指定・登録文化財に指定された文化財の展示が始まった。

期間中は、東漸寺=磯子区=の木造釈迦如来坐像および右脇待像=上写真=と總持寺=鶴見区=の仏遺教経が観覧できる。また今年度文化庁に認定された「横浜市文化財保存活用地域計画」の取組などを紹介するパネルも展示されている。

「文化財展」にあわせ、企画展「仏像入門展」を同時開催。仏像の種類や素材、中身など、仏像を観る際のポイントや、普段寺院では観られない場所や角度からの仏像も観られる。向導寺=泉区=の阿弥陀如来坐像は、関東大震災の被害で台座が崩れ、仏像の背板も紛失した。入門展では台座は部材を展示。仏像も背中側から見ることが出来、それぞれ木材を組み合わせて作られていることが判る。なお企画展に展示されている同館所蔵の仏像はすべて初出展。

文化財展は3月16日(日)まで。観覧料は一般500円、高校・大学生400円、小中学生・市内在住の65歳以上300円。※「仏像入門展」と共通。月曜休館(2月24日は開館、25日(火)が休館)。

背板が外れた阿弥陀如来坐像

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