「足の甲と爪」で健康チェックするポイント。突然「線」が表れたら要注意【足裏の専門家が伝授】
「足は、年齢以上にその人の健康状態を表します」と話すのは、足裏研究家として30万人以上の足を診てきた鈴木きよみさん。その著書『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』(ワン・パブリッシング)では、どんな年代の方でも簡単に取り組める足裏健康法の数々を教えてくれています。今回はその中から、心と体の健康状態を教えてくれる足裏の観察の仕方や、イスに座ったまま安全に行えるケア方法「足裏ゴロゴロ」「かかとスリスリ」を紹介。難しい工程は一切なく、写真を見てチャレンジできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。
※本記事は鈴木きよみ著の書籍「歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割」から一部抜粋・編集しました。
足裏とセットで見てみよう!「足の甲で健康チェック」
足の甲には上半身の反射区が集まっています。ここを観察して、のどや肺、胸などの呼吸器の不調や全身のむくみを確認。爪に突然、線が表れたら疲れている可能性も。爪のチェックも忘れずに。
チェックのポイント
□イスに座って上から足の甲を見る
□お風呂で足を洗うときに見たり、触ってみる
□爪の色や線などの変化もチェック
□足裏との色や角質の違いも確認する
【姿勢-1】お風呂に入ったときにイスに座って見てみよう
お風呂のイスに深く座り、足を腰幅に開きます。すべって転ばないように注意をしながら、足の甲を真上からチェックしましょう。
【姿勢-2】部屋でイスに座って見てみよう
イスに深く座り、両手でイスの縁をつかみ、足の甲を真上から見ます。距離が遠くて見えづらい場合には、足首を曲げて確認を。