1歳男児、おもちゃと間違えて生きたヘビを噛んで絶命させる(印)
世界保健機関(WHO)のデータによると、世界で年間約540万人が蛇に噛まれるというが、このほどインドでは1歳男児がヘビを噛んで絶命させた。母親によると、男児はテラスで遊んでいる時にヘビを見つけ、おもちゃと勘違いして噛んでしまったという。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えた。
印ビハール州マデープラ郡のジャムアハ村で現地時間17日、地元に住む1歳のリアンシュ君(Riansh)がヘビを噛んで絶命させた。英ニュースメディア『The Mirror』では、当時のリアンシュ君は一人で自宅のテラスにおり、おもちゃで遊んでいたと報じている。
その後、様子を見にきた母親が、リアンシュ君の口からヘビがぶら下がっているのを見て慄き、慌てて駆け寄ってヘビを引き抜いた。ヘビはすでに息絶えていたが、母親はリアンシュ君がヘビに噛まれたのではないかと心配し、ヘビの死骸とともにリアンシュ君を地元の病院へ連れていった。
母親は、リアンシュ君がヘビをおもちゃと勘違いして捕まえ、それを口に入れて噛み始めたことを医師に伝えた。検査の結果、幸いにもリアンシュ君は健康状態に問題がないことが分かった。また、病院からはこのヘビについて、毒がないうえ、モンスーン(夏の季節風による雨季)の時期になるとよく見られるヘビであると説明された。
SNSでは、リアンシュ君の噛み痕が付いたヘビの写真が拡散されて、ユーザーからは「無毒のブラーミニメクラヘビではないか」といった声が寄せられている。
なお、国立研究開発法人「国立環境研究所」のウェブサイトによると、ブラーミニメクラヘビは世界の熱帯、亜熱帯地域に広く分布しており、体長は16~22センチほどだという。
ちなみにトルコでは2022年8月、2歳の女児が全長50センチのヘビに唇を噛まれる事故が発生した。女児の悲鳴を聞いた隣人が駆けつけたところ、ぐったりして動かないヘビが女児の口からぶら下がっており、女児は反射的にヘビを噛み返して絶命させていた。
画像は『CNBC TV18 「One-Year-Old Boy Bites Snake To Death In Bihar After Mistaking It For Toy Doctors Stunned」』『NeedToKnow.co.uk 「Toddler allegedly bites snake to death after mistaking it for toy」(Picture: Jam Press)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)