「特別を日常に」ホルモンも〆ごはんも個性が光る焼肉店【焼肉ホルモンらんたん】高岡の老舗洋食店の姉妹店が富山市にオープン
富山県高岡市の末広町に店を構える洋食店「大重亭」。1948年にオープンし、一旦は店を閉めたものの、2015年に再オープン。ステーキやハンバーグなどの肉料理を中心に定評がある人気店で、富山市のデパート・大和富山店のレストランフロアにも出店しています。
その「大重亭」の姉妹店として、焼肉とホルモンを味わえる店が、2024年7月、富山市にオープンしました。
富山市新根塚町、けやき通り沿いにある「焼肉ホルモンらんたん」です。
店内はモダンな造り。店名にもあるランタン風の照明が灯り、落ち着いた雰囲気です。
テーブル席に加え、おひとり様用のカウンター、個室も用意されているので、さまざまなシーンで焼肉が楽しめるのがうれしいところ。大人数でワイワイやるのはもちろん、少人数でしっぽりと肉に舌鼓を打つ、なんてこともできそうです。
今回はそんな「焼肉ホルモンらんたん」から、オススメのホルモンと〆のメニューをご紹介します。
【焼肉ホルモンらんたん】オススメのホルモン
厚みにびっくり! 極厚の「和牛羊羹レバー」
和牛の羊羹レバー 1280円(税込) ※数量限定
その名のとおり、まるで羊羹のように四角く、分厚くカットされているのは和牛のレバー。なかなか他の店ではお目にかかれないほど、極厚のレバーです。
新鮮なレバーを使うからこそできるという「羊羹スタイル」。
オススメの食べ方は、3~4分焼いて表面にカリッとした焼き目をつけ、店で調合する自家製の塩をふって食べること。ぷりぷりした食感で、レバー好きはもちろん、レバーが苦手な人でも食べられる店自慢の1品です。
まるまるっとしたマルチョウ「丸ホルモン」
特上 丸ホルモン 1480円(税込)
牛の小腸「マルチョウ」はホルモン焼きの定番メニューですが、「らんたん」のマルチョウはちょっと変わっていて、まんまるのころころとした見た目。
一般的な店では開いて調理するところ、「らんたん」では開かず筒状のまま提供しているのでぷっくり、まるまるっとしています。これにより、旨味が閉じ込められておいしさもアップするのだそうです。
筒状のマルチョウを網で転がし、脂を落としながら7~8分かけて焼きます。
そして、食べ方も「らんたん」流にひと工夫。
昆布だしがベースの「洗いだし」にくぐらせて口の中へ。こうすることで、余分な脂が落ちてさっぱりと食べられるのだそう。
出汁の旨味も相まって、噛むごとにおいしさが広がります。
絶対食べたい〆のメニュー!
肉やホルモンと同様に、〆のごはんにもこだわっている「らんたん」。
ビビンバや冷麺のような焼肉店の定番とは違った独創的なメニューがラインナップされています。
刻んだミノがいい歯ごたえ!「特選ミノごはん」
特選ミノごはん 2人前 1480円(税込)
牛の第1胃袋「ミノ」を細かく刻んで、キムチと一緒に焼いた「特選ミノごはん」。
ミノのコリッとした食感と、シャキシャキのキムチがアクセントになっていて、ホルモンの店ならではの〆メニューです。
尾を引く辛さや食感は、ビビンバやガーリックライスとはまた違うおいしさです。
スープをイチから仕込む。専門店に負けない「らーめん」
らんたん醤油らーめん 980円(税込)
フレンチのようにエレガントな器に盛られているのは、なんとラーメン。皿のフチにのったトッピングの美しい見た目のも驚きますが、もちろん味のほうもかなりのもの。
スープはイチから仕込み、専門店にも引けを取らない本格派。おいしい肉とホルモンを堪能した後の〆に、濃厚ながらさらりと食べられるラーメンは至極です!
「特別を日常に」ーー目指すは多くの人が楽しめる店づくり
ホルモンも〆のメニューも個性が光る「焼肉ホルモンらんたん」ですが、カルビやハラミなどの焼肉メニューももちろん多く取り揃えています。
掲げるコンセプトは、「特別を日常に」。
より多くの人が楽めるようにと、品揃えは意識的に豊富にしているのだそう。その日限定の特別メニューも用意されていて、富山市の新村こうじみそ商店の味噌を使った和牛味噌ロース、どて煮、平飼いの純鶏など、食材にこだわり、手間を加えたメニューが並びます。
9月からはランチ営業もスタートする予定。使い勝手がいいのに特別な焼肉店、ますますその楽しみ方が広がりそうです。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2024年9月5日放送
記事編集:nan-nan編集部
【焼肉ホルモンらんたん】
住所 富山県富山市新根塚町1丁目1-62
営業時間 18:00~23:00