何本すすめる?ギネスにも認定された「世界一長い雲梯(うんてい)」にチャレンジ! 神戸市
テレビ番組の企画で頻繁に登場する“ギネス”。ギネス世界記録にも認定された「世界一長い雲梯(うんてい)」が神戸市東灘区にあると知り、どんなに長いものなのか覗いてきました。
阪神青木駅から南東に徒歩10分のところにあるショッピングセンター『サンシャインワーフ神戸』(神戸市東灘区)。雲梯は施設内から海が見えるサンシャインガーデン広場にあり、無料でだれでも利用することができます。
まっすぐにのびる雲梯は想像以上に果てしなく、スタートからゴール地点は全く見えません。ギネスの認定日は2019年4月14日、長さは149.992メートルとほぼ150メートルです。
赤・青・緑のカラフルなはしごが556本も並びます。こちらの雲梯は150人が同時にぶらさかっても頑丈な作りで設計されているのだそう。
雲梯の横にはあそびかたの説明などが記されています。雲梯は筋力や平衝性(へいこうせい)、身体認識力、空間認知能力を養うことができる運動あそび。下半身の反動を利用することで、よりスムーズに渡ることができるのだとか。
あそびかたとコツを再確認し、運動不足の筆者も小学生ぶりにチャレンジ!(10メートルくらいは進めたらいいなぁ…。)
高さが2メートル以上あるので、学校で遊んでいた雲梯よりも高く、スタートラインに立つとちょっぴり怖さもあります。雲梯は錆びにくい素材を使っているそうで、がっつり握っても手が臭くなりません。
結果は…2本目までしか進めませんでした。片手で全体重を支えることが困難で、久しぶりに挑戦するとこんなに難しいものなのかと体の重さと筋力の衰えを痛感しました。
かつては一度も地面に足を付けずに3ターンクリアした強者もいるとかいないとか!2019年までは「サンシャインカップ」と題した雲梯を使った競技イベントも行われていたそうです。
約20メートルごとに踏み台が設置されているので、休憩を挟みながらちょっとずつトライすることもできます。雲梯の下にはクッション性の高い素材が敷かれているため、落ちても衝撃をやわらげてくれますよ。
海側に視線を向けると、ちょうど夕日に染まった東神戸大橋のきれいな景色が!その美しさにパワーをもらいながら前に前に進んでいくといいかもしれません。
「ゴール」の反対側へと回ると「スタート」の文字があらわれるため往復で楽しむこともできます。ちなみに東側(スポーツデポ側)のスタート地点は人が少なかったため、ひとりでひっそり利用するならこちらがおすすめ。
スイスイ雲梯をするのが難しくても、腕を伸ばしてぶら下がるだけで身体がピンと伸びてリフレッシュできました。実際ストレッチ目的として利用している大人も見かけましたよ。
もっと本格的にストレッチを楽しみたい人に向けて「フィットネスゾーン」も用意されています。
東側には、バーに足を掛けて腹筋や背筋を鍛える「腹筋ベンチ」と、上半身を後ろにそらして脱力できる「背伸ばしベンチ」が、雲梯の近くには、痛気持ちいい「足つぼ歩道」がありました。
広々としたサンシャインガーデン広場は、スケートボードや硬球・軟球を使ったキャッチボール、金属・木製バットでの野球などは禁止。
この日はサッカーボールをドリブルしている親子や、バドミントンをしている友人同士が見受けられ、ちょっとした地域の遊び場にもなっているようです。
広場の近く(施設側)には小さな子どもが遊べる遊具もあります。
その周辺にはベンチとテーブルが多数。親御さんはここでひと休みしながら子どもが遊んでいる様子を眺めることができそうです。
無料駐車場が850台完備されていたり、スーパー「サンデー」や「びっくりドンキー」、2階には「ダイソー」「ヤマダ電機」などがあるので、近場のおでかけにもおすすめ♪施設の営業時間は10時から21時までです。
場所
サンシャインワーフ神戸
(神戸市東灘区青木1-2-34)
営業時間
10:00~21:00
※施設によって異なります
TEL
078-414-1516