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重要な仕事道具だから妥協はしない。だから選んだプロテックスのキャリー。

Dig-it[ディグ・イット]

物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 今回は「欧米出張が多かったが今年は東アジア、東南アジア方面も増えている。アジアの出張は現地の安くて美味しい食事も魅力。プライベートの観光旅行もしたいなぁ」と語るライトニング編集長であり買い物番長の松島親方がお届け!

プロテックスの縦長キャリー。

外寸サイズ:約768×428×344㎜と機内受託荷物最大サイズ。77リットルという収容力も頼もしい。素材はポリカーボネイトを3層構造にしたポリカーボネイトプラス。堅牢度が自慢だ。TSAロック付き、4輪静音ウィールなど旅の相棒としては申し分なし。創業120年モデルのFPV-08。日本製。7万2490円

海外出張が多い。年間100日近く海外で過ごした年もある。コロナ禍でゼロになった期間はあったが、最近は、ほぼ毎月だ。私の出張はとにかく荷物が多い。大量の雑誌、撮影用のサンプルなどが多いし、目的がイベント参加だったりすると、「衣装」も増える。物量が多い上に頻度も多いと、運搬用のキャリーケースは妥協できない。

これまでの長年の相棒はリモワの縦長キャリーだった。ドイツに出張した際に購入したもので、当時は現地で買うと安かった。かなり傷んできたので新調しようと思っても、物価高騰の折、とんでもないプライスに。小市民には手が届かない。そして、新たなツレを探すことに。ケチると本当に簡単に壊れちゃうんだよ。

ナイロン製は安くて軽いけど、接合部分が脆い。ハードケースはカラでも重い。ダッフルタイプは収容量は大きくても、雑誌なんかグチャグチャになる、値段で選ぶとカッコ悪い……。いろいろ調べた結果、短所がないのが長所とでも言おうか、日本製のプロテックスに絞られた。

120年前に創業し、旧日本陸軍のコンテナを作ったフジコーワ工業が手掛けるブランドで、現在も自衛隊や消防庁などにも各種ハードケースを納入する。こういう話には弱いんだよね。

大きくなればなるほど重要度が増すのがウィール。静音設計でじつにスムースな回転。かつてキャリーと言えば2輪が主流だったが、もはや4輪は必須だ。

耐久性を追求することによって、便利な機能は疎かになりそうなところだが、内蓋、内部ストラップなど気の利いた機能も充実。長旅には助かる。

耐久性を追求することによって、便利な機能は疎かになりそうなところだが、内蓋、内部ストラップなど気の利いた機能も充実。長旅には助かる。

(出典/「Lightning 2024年12月号 Vol.368」)

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