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<イヤ~な義父に恩返し?>「二度とウチの敷居をまたぐなッ!」義実家を出禁になった私【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私(アイ)は現在、夫のタカシと2人暮らし。息子のナオキは大学2年生でひとり暮らしをしています。私は義父が大の苦手で、義実家へはほとんど顔を出すことがありませんでした。自分の考えを押し付けてくる頑固で口が悪い義父との折り合いが悪いのです。私と義父が会うと口論になってしまうため、義母だけがわが家に遊びにきたり、夫が息子を連れて義実家に遊びに行ったりしてつながりを持っていたのでした。しかし義母が亡くなってしまい、事態は急変するのです。

誰にでも優しかった義母の他界は、私たち家族にとって辛いできごとでした。そして私はまだ結婚して間もない頃のことを思い出します。義実家を訪れたとき、私に向かって義父がしきりに「ん」と繰り返していました。湯呑をアゴで指していたのです。

その日は義母の顔を立て、それ以上何も言い返しませんでした。しかし私は義父のことが本当に許せなかったのです。別の日には食事中、私に向かって「オイ!」と指図した義父。食卓にある醤油を私に取らせたかったようですが……。

はじめて義父の態度に接したとき、「こんな人がいるんだ」と衝撃を受けました。私は昔から曲がったことがあまり好きではなかったため、義父と顔を合わせるたびに幾度となくぶつかってきたのです。そういう意味では、もしかしたら義父と私は似た者同士なのかもしれません。 ずっと義父と会わずにいた私ですが、優しい義母とは良好な関係を築けていたと思っています。しかし義母が亡くなってしまい、あの頑固で口の悪い義父だけが残されてしまったのです。まさか老後は私たちをあてにしているとか、ないよね……? そんな一抹の不安が私に押し寄せてきたのでした。

「困ったときは助け合い」……え、同居する気?ありえない!

義父に大声で責められ、ナオキは「またか」と言った顔でため息をつきます。「大学の名前だけにこだわっているじいちゃんの方がよっぽどバカだと思うけどね」その言葉にいっそう激怒する義父を、親戚のおじさんが「まぁまぁ」となだめるように言いました。

「タカシくん。お母さんが亡くなってしまった今、お父さんを大切にしてあげないと」親戚のおじさんがそう夫を諭すと、話を聞いていたもうひとりの親戚も同調しました。「困ったときは助け合いだからな」義父はその言葉に満足げにうなずいています。

夫は昔から義父に強く言えないところがありました。それは義母も同じでした。おそらく「波風を立てない」ことで無意識に自分の身を守ってきたのだと思います。ただ夫と義父の関係は私がとやかく言うことではないので、夫自身が気付いて義父に物申せる日がくるといいのになと思っていました。 しかし今回はいきなり同居の話が出てきたため、夫は必死で抵抗してくれています。私からすればまだまだ甘いな……ですが、今までの夫を考えたら頑張ってくれた方じゃないでしょうか。義父と同居するなんて、絶対にありえません! 調子に乗る親戚のおじさんもろとも、一刀両断したいと思います!

「子どもの責任」とは?好き勝手言う義父へ告げる最後の言葉

天国の義母は果たして同居を望んでいるのでしょうか。優しい夫は義母のことを想い、義父を受け入れるべきなのかも……などと考えているのでしょう。しかし私は、もうこれ以上義父に好き勝手言われるのはたまらない! と一気に口撃に出ました。

絶句する義父に、私はたたみかけます。「まさか……老後は子どもに面倒見てもらおうって思って生きてきたんですか? 天下のK大出身なのに? それはナイですよねー! 頭の良い人って、自身の最期までしっかり考えられて行動されていると思うので」

あれだけ私たちに嫌な態度をとっておきながら、結局自分じゃ何もできない義父とこれ以上一緒にいる理由はありません。親戚たちの前でキッチリと釘を刺すことができて良かったです。 私はこれで二度と義父と会うことはないでしょう。夫も今回のことがあって、義父と連絡をとるのは最低限にしているのだそう。義父には今までの自分の行いを振り返って、どうか自分自身と向き合う老後を過ごしてもらえればと思います。 私はこれまでどおり夫と2人の生活を満喫しながら、息子に迷惑をかけない老後を迎えられるよう準備をしておくつもりです。


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