錦生赤目小のコミュニティ・スクールの活動が文科大臣表彰 名張
三重県名張市赤目町檀の市立錦生赤目小学校(児童数154人)が地域と協力して進めているコミュニティ・スクールの取り組みが、今年度の文部科学大臣表彰に選ばれた。関係者が北川裕之市長を表敬訪問し、報告した。
同小は、赤目小と錦生小が2014年に統合して誕生。18年にコミュニティ・スクールとなり、赤目・錦生の両地区と一体となって子どもたちの育成に取り組んできた。
児童たちは、夏祭りなど地域のイベントへの出店を企画し、学校農園で作った野菜の販売や射的コーナーの運営などを行っている。50人を超える地域のボランティアは、本の読み聞かせやあいさつ指導、学習支援など、さまざまな活動を展開している。これらの取り組みが、文部科学省に認められた。
表敬訪問は3月17日にあり、同小の林辰久校長(60)、同小学校運営協議会の藤村純子会長(77)と中山文利副会長(76)が市役所を訪れた。林校長は「関わっていただいている皆さまのおかげ。更に充実発展させてまいりたい」と話した。
同様の表彰は、市内4例目。今年度は全国で107の取り組みが表彰された。