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『デッドプール&ウルヴァリン』カサンドラ・ノヴァ役エマ・コリンと『X-MEN』ナイトクローラー役俳優、ケイト・ブランシェット主演舞台『かもめ』で共演へ

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『&ウルヴァリン』でヴィランのカサンドラ・ノヴァ役を演じて注目のエマ・コリンと、『X-MEN』シリーズと『デッドプール2』(2018)でナイトクローラー/カート・ワグナー役に扮したコディ・スミット=マクフィーが、アントン・チェーホフの戯曲『かもめ』で共演することが明らかとなった。米が報じている。

2025年にロンドンのバービカン劇場で上演予定の『かもめ』は、湖畔の屋敷を舞台に、女優イリーナ・アルカージナと彼女の息子で作家志望のコンスタンチン、彼が想いを寄せる女優志望のニーナ、アルカージナの愛人で作家のトリゴーリンといった人物たちの複雑な関係、彼らの夢や理想などが描かれる。

コリンが演じるニーナ役は、無邪気だが野心的で、女優として出世するためにトリゴーリンを踏み台と見なしているという役どころ。これまでにコリンは、英王室を舞台にしたの人気ドラマ「ザ・クラウン」シーズン4でダイアナ妃を演じて話題となり、『チャタレイ夫人の恋人』(2022)「マーダー・イン・ザ・ワールドエンド」(2023)などでも主演し、今後の活躍が期待されている俳優だ。

対するスミット=マクフィーはコンスタンチン役にキャスティングされており、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021)で物語の鍵を握る重要な役を演じ、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた実力の持ち主。『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014)『エルヴィス』(2022)などでも活躍している。

主人公アルカージナ役に決定しているのは、『アビエイター』(2005)『ブルージャスミン』(2014)でオスカーに輝いた名優ケイト・ブランシェット。ブランシェットとスミット=マクフィーは、アルフォンソ・キュアロンが監督を務めるApple TV+の新ドラマシリーズ「ディスクレーマー 夏の沈黙」(2024)でも親子役を演じており、“母と息子”が再会を果たすことになる。

トリゴーリン役は、(2024)で警護隊長ジャックを印象的に演じ、『Mank/マンク』(2020)などにも出演しているトム・バークが決定済み。ブランシェットとバークは、スティーブン・ソダーバーグ監督の最新作『Black Bag(原題)』に出演しているため、こちらも再タッグとなる。

その他のキャストには、屋敷の支配人シャムラーエフ役で「ライン・オブ・デューティ」(2012-2021)のポール・ヒギンス、シャムラーエフの妻ポーリーナ役で『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)のプリヤンガ・バーフォード、教師メドヴェージェンコ役で「窓際のスパイ」(2022-)のザカリー・ハート、シャムラーエフの娘マーシャ役で「セックス・エデュケーション」(2019-2023)のターニャ・レイノルズ、アルカージナの兄弟ソリン役で『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(2018)のジェイソン・ワトキンスが出演する。

豪華リユニオンが重なる『かもめ』で演出を担うのは、ドイツ出身のトーマス・オスターマイヤー。ドイツ演劇界の巨匠であるオスターマイヤーは革新的かつ型破りな舞台演出で知られ、劇作家ダンカン・マクミランと共同で脚本も執筆している。

映画とドラマシリーズでおなじみの人気俳優が集結する舞台『かもめ』は、ロンドンのバービカン劇場にて2025年2月26日にプレビュー公演が開始。3月6日に公式に開幕し、6週間限定で4月5日まで上演予定。

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