超実写新作が大ヒット ディズニーが語る「ライオン・キング」拡大の歴史
ディズニー最新作『ライオン・キング:ムファサ』が、2024年12月20日(金)より劇場公開されています。
ライオン・キング新作が大ヒット
ディズニーアニメーション不朽の名作『ライオン・キング』を“超実写版”としてフルCGでリメイクした2019年公開の同名作。その超実写を引き継ぎ、オリジナルストーリーとしてムファサの幼少期からを描いた前日譚『ライオン・キング:ムファサ』が公開されました。
『ライオン・キング:ムファサ』は、公開から3日間で興行収入3億円を達成し、25万人以上を動員する週末興行収入で洋画NO.1の大ヒットスタートを記録。
ディズニーは、映画を中心に、パークやグッズなど様々な媒体で作品を届けていくのがビジネスの根幹です。「ライオン・キング」は、大ヒット作品として、1994年の名作から2024年最新作の『ライオン・キング:ムファサ』まで30年に及ぶ歴史の中で、多くの物語を提供してきました。
そして、現在もあらゆるタッチポイントで世界中の「ライオン・キング」ファンの心を魅了し続けます。
世界中で最も成功したミュージカル版
『ライオン・キング:ムファサ』の監督であるアカデミー賞受賞者のバリー・ジェンキンスは、「『ライオン・キング』ほど言語や文化を超えて人々に浸透している作品はありません。『ライオン・キング』が文化や言語の壁を越えた作品にしているのは、人間の本質を描くその誠実なアプローチにあると思います。」と述べています。
ウォルト・ディズニー・アーカイブスのディレクター、レベッカ・クラインは『ライオン・キング』のフランチャイズについて「これほど意義深く、30年経った今でも世界中に影響を与え続けるものを作り出すことは、ディズニーにしかできないことです」と語りました。
アニメーション映画『ライオン・キング』は、興行的に大ヒットし、アカデミー賞を2部門受賞するなど成功を収めました。さらに、1997年にはブロードウェイミュージカル化し、大ヒット。ミュージカル賞を含むトニー賞を6部門受賞した革新的なディズニーミュージカル『ライオン・キング』となりました。ブロードウェイでは27年目を迎え、世界で1億1200万人以上の観客を動員しています。
ディズニー・シアトリカル・プロダクションズのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるトーマス・シューマッハは、「『ライオン・キング』は、おそらく世界中で上演されたミュージカルの中で最も成功した作品でしょう。29の異なるプロダクション、24カ国、南極大陸を除くすべての大陸で上演されました。」
ディズニーランド・パリでも『ライオン・キング』アトラクションを計画
ステージやショーだけでなく、世界最大のアニマルパークであるディズニー・アニマルキングダムではキャラクターがパレードやショーに登場する『ライオン・キング・フェスティバル』を開催。
さらに、ディズニーランド・パリでは史上初めてアニメーション映画『ライオン・キング』にインスパイアされたアトラクションが登場予定など、世界中でディズニーならではの圧倒的な体験が展開されています。
ウォルト・ディズニー・イマジニアリングのフランチャイズ・プランニング・エグゼクティブであるエミリー・カプランは、「ディズニーは、フランチャイズをまったく新しいレベルにまで引き上げています。それがディズニーらしさであり、私たちディズニーの存在を際立たせるものだと思います。」