幻の飛行機「富嶽」が空を飛ぶ。全幅4m以上、重量約19kgのスケールモデルは圧巻「親子で楽しむ RC中島飛行機スケール飛行会」【5月25日】群馬県太田市
ラジオコントロール飛行機、約30機が雄姿を披露する「親子で楽しむ RC中島飛行機スケール飛行会」が5月25日、太田市の尾島RCスカイポートで開かれる。
技術を持ち寄り飛行機製作
同飛行会を主催するのは、SUBARUや旧三洋電機のOBらでつくる「富嶽(ふがく)を飛ばそう会」(大塩孝会長、20人)。
同会は「“ものづくりのまち太田”を広くPRするため、シンボルとなるものを作ろう」と、1999年に結成された。
戦時中に中島飛行機が計画した幻の飛行機「富嶽」の旅客機型、輸送機型、爆撃機型の3機を1/12や1/15スケールで完成させた。
会員たちは機体の強度と軽さのバランスを計算しながら手分けをして部品から手作りし、1年半かけて最初の飛行機を作り上げたという。
以来、同スカイポートで飛行させたり、地域の催しで機体を展示しながら子供たちに紙飛行機作りを教えたりと活動している。
飛行会は見学のほか質問コーナーも
飛行会当日は富嶽の旅客機型と爆撃機型が登場する。
いずれも全幅が4m以上、重量は約19kgと約18kgあり、飛ぶ姿は圧巻。
順番に稼働していく6発のエンジンにも注目したい。
さらに各地の愛好家が持ち寄る機体もあり、見応え十分だ。
機体を間近で見たり、質問したりする時間もあり、「子供たちに夢を持ってもらえれば」と大塩会長。
会場に足を運び、大空へ夢の翼を広げてみてはいかがだろう。
親子で楽しむ RC中島飛行機スケール飛行会
【日時】5月25日(日曜)9:00~15:00
雨天や強風の場合は中止 ※公式サイトで告知。
【会場】尾島RCスカイポート
【住所】太田市二ツ小屋町
【問い合わせ】富嶽を飛ばそう会
公式サイトの問い合わせフォームから
【公式サイト】https://gritz.web.fc2.com/fugaku/index.html