金沢工業大学、先尾翼型ジェットエンジン搭載ドローンやマルチロータ型の大型ドローンなど「2024国際航空宇宙展」に出展
金沢工業大学は、10月16日(水)から東京ビッグサイトで開催される「2024 国際航空宇宙展」(主催:一般社団法人日本航空宇宙工業会)に出展する
金沢工業大学の出展内容は以下の通り:
・先尾翼型ジェットエンジン搭載ドローン ・マルチロータ型の大型ドローン ・自動車運転シミュレータを用いた空飛ぶクルマの運転
各展示内容の概略
先尾翼型ジェットエンジン搭載ドローン
[航空システム工学科 赤坂剛史 研究室、廣光永兆 研究室]
大学院の講義を通じて開発を進めるジェットエンジン搭載の先尾翼型ドローン(実機)。全長2.2m、翼幅2m、離陸重量10kg、胴体はFRP、翼は木製。
2012年から開発を開始し、空力設計や構造設計、ジェットエンジン設計、風洞試験や強度試験、ジェットエンジン試験、運動シミュレーションやHILS試験などを行い、これまでに岐阜県や三重県、岡山県の飛行場にて飛行試験を実施している。
また自律飛行を目指して独自の自律飛行プログラムを作成し、2023年8月1日と2024年9月17日に、三重県伊賀市の木津フライングクラブで飛行試験を実施した。
大型ドローン
[航空システム工学科 赤坂剛史 研究室]
全長2.5mのマルチロータ型の大型ドローン。ペイロード50kg、航続距離50km超の性能で、実用化を目指して開発を進めている。
自動車運転シミュレータを用いた空飛ぶクルマの運転
[航空システム工学科 赤坂剛史 研究室、橋本和典 研究室]
空飛ぶクルマを自動車のように運転できることを目指し、自動車のハンドルとアクセル/ブレーキのデバイスで空飛ぶクルマを運転できるように検討する研究だ。
自動車運転シミュレータと空飛ぶクルマの数学モデルを用い、普通自動車免許でも空飛ぶクルマが操縦できる飛行制御方法など研究している。
2024国際航空宇宙展 開催概要
名称2024国際航空宇宙展(JAPAN INTERNATIONAL AEROSPACE EXHIBITION 2024/略称JA2024)日程2024年10月16日(水)~19日(土)
・16日(水)12:00~17:00 ※10:00~12:00は招待者プレビューアワー
※招待者プレビューアワーには報道関係の皆様もご来場いただけます(事前の取材申請必須)
・17日(木)~19日(土)10:00~17:00
(トレードデー:16日(水)~18日(金)、トレード・パブリックデー:19日(土))会場東京ビッグサイト 西展示棟全館
(〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1)
※りんかい線「国際展示場」駅から徒歩約7分、ゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅から徒歩約3分主催一般社団法人日本航空宇宙工業会、株式会社東京ビッグサイト展示規模23ヶ国/地域、663社・団体(共同出展含む)、1156小間 (2024年8月31日時点)出展一覧URLhttps://www.japanaerospace.jp/jp/exhibitor/公式Webサイトhttps://www.japanaerospace.jp/jp/目標入場者数JA2016以上(JA2016実績 44000人)
金沢工業大学