独立する前にいつでも定職に就ける人間関係を構築しておくとよい理由とは【眠れなくなるほど面白い 図解 起業の話】
いつでも定職に就ける人間関係を構築しておく
優秀なら必ず声がかかるはず
ビジネスを実験してみて、安定的に発注してくれるところを見つけられれば一安心です。仮にそうならなかった場合でも、「半分はうちの会社に籍を置いてくれないか?」といったような感じで、半分独立した形になるパターンもありえます。たとえば、1週間のうち3日間はそのお友達の会社、残りの4日間は起業のために使うなど、そういうこともできると思います。
また、業務委託という形で仕事をもらえる可能性もあるでしょう。そもそも、独立できるような優秀な人であれば、「週3日でいいから正社員として働いてほしい」といったように貴重な人材として欲しがられるはずです。もし、そういった声がかからないのであれば、自分の実力が足りていない可能性もあるので、独立前にもう少し色んな力をつけたり人脈を広げたりすると良いかもしれません。
また、起業する前に働いていた会社との関係も重要です。退職するにしても、何カ月も前からきちんと伝えておくのと、1カ月前に突然伝えるのではまったく印象が変わります。きちんと、業務の引き継ぎをすることも大切です。つまり、ケンカ別れではなく円満に退社することが重要です。また、起業後に、働いていた会社に紹介できそうな仕事があれば積極的に紹介するなど、友好的な関係を構築しておきましょう。
自分が欲しがられる人材かどうかは重要
独立をするような優秀な人だったら「週3日でいいから正社員でいてよ」といったように欲しがられるはず
半分独立した感じで働くことも可能
[声がかからないのであればもしかするとまだ能力が足りていないのかも?]
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 起業の話』著:林 尚弘