【ワンピース】軍子についての考察・情報まとめ|イム様との関係やナミの双子説、12星座説など【ネタバレ注意】
この記事では、神の騎士団の「軍子」についての考察や情報をまとめています。
本記事は『ONE PIECE』単行本最新刊および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
軍子について
ワンピースの物語はクライマックスに差し掛かり、様々な謎が解き明かされつつあります。そんな作中の謎の1つに「神の騎士団」が挙げられるでしょう。1054話で初めて言及されたその組織は、最高司令官のガーリング聖の存在が明かされているものの、そのメンバーは不明でした。
そんな神の騎士団のメンバーは1136話にて、初めて一人目の名前が明かされました。それが「軍子」です。シャンクスの双子の兄シャムロックとともに登場した彼女は、どんな人物なのでしょうか?
本記事では、「軍子」に関する考察と情報をまとめました。ぜひ最後までご覧ください。
軍子に関する考察
ここでは、軍子に関する3つの考察をご紹介します。
・「軍子はナミの双子の姉妹」説
・「イム様は軍子の能力をコピーした」説
・「神の騎士団は12星座モチーフ」説
1つずつ見ていきましょう。
「軍子はナミの双子の姉妹」説
1つ目の考察は、「軍子はナミの双子の姉妹である」という考察です。根拠は次の3つです。
・ナミの出生が不明
・シャンクスとナミの類似
・ルフィのベルメールへの言及
1つずつ見ていきましょう。
ナミの出生が不明
ナミの過去編では、当時海兵だったベルメールが戦場でナミとノジコを見つけ、ココヤシ村で育っていることがわかっています。ワンピースファンブックの「ビブルカード」では、ナミの出身地が「オイコット王国」であると明かされていますが、その詳細は未だ作中で明かされておりません。
一方で、これまで麦わらの一味の小さい頃の描写を見てみると、ルフィ・ゾロ・サンジには下記のような2回の過去回想がありました。
キャラクター
1回目の過去回想
2回目の過去回想
ルフィ
シャンクスとのエピソード
エース・サボと過ごした少年時代が判明
ゾロ
くいなとのエピソード
シモツキ村に霜月コウ三郎がいたことが判明
サンジ
ゼフとのエピソード
ヴィンスモーク家の三男だったことが判明
いずれも2回目の過去回想では、それまで明かされていなかった重大な事実が判明しています。この流れを考えると、上記の3人以外の麦わらの一味にも、重大な事実が判明する2回目の過去回想が描かれると予想できます。
ナミの過去編はココヤシ村での1回のみで、それ以降ではナミ過去編は描かれていません。では、これから描かれるであろう2回目のナミ過去編では何が描かれるのでしょうか?
ナミとシャンクスの類似
2回目のナミ過去編の内容を予想する上で、ナミとシャンクスの出生の類似をご紹介します。ナミとシャンクスには、下記のような類似点があります。
類似点
ナミ
シャンクス
兄弟/姉妹のような存在
ノジコ
バギー
戦場で育ての親と出会う
オイコット王国でベルメールと出会う
ゴッドバレーでロジャーと出会う
子供時代に育ての親が亡くなる
アーロン一味によって命を奪われる
ローグタウンにて公開処刑される
戦場で見つかったときの笑顔
ベルメールに発見されたとき笑顔で笑っていた
ロジャーに発見されたとき笑顔で笑っていた
実の兄弟/姉妹
???
双子の兄「シャムロック」
これらの出生の類似点をみると、シャンクスに双子の兄「シャムロック」がいることが判明した今、ナミにも同様に双子の姉妹がいるのではないかと予想しています。
以上を踏まえて、ナミに実の姉妹となる双子がいる可能性を考えました。
ルフィのベルメールへの言及
もう1つの根拠は、エルバフ編での「ルフィによるベルメールへの言及」です。これが描かれたのは1138話です。シャンクスがエルバフの城に侵入した犯人だと疑われた際にルフィはこう語っています。
ルフィ「ーったりめェだよ!!お前だってナミ!!モリメールが悪く言われたら腹立つだろ!?」
ナミ「ベルメールさんね」出典: 尾田栄一郎(株)集英社「ワンピース1138話〝神典〟」
今までルフィは、ベルメールに言及しているシーンはほとんど描かれていませんが、このシーンで突然描かれました。これは、尾田先生が読者にベルメールのエピソードを思い出してもらい、後に明かされる「軍子はナミの双子である」という事実の衝撃度を上げるための布石なのではないでしょうか?
また、ナミについては下記の記事でも考察しています。ぜひご覧ください。
【ワンピース】ナミの考察・情報まとめ|正体や本名はアン?ウラヌスやオイコット王国など【ネタバレ注意】
「イム様は軍子の能力をコピーした」説
2つ目は、「イム様の能力は、コピコピの実の能力コピー人間である」という考察です。
・イム様の攻撃
・軍子の能力
・ジャンプ漫画におけるコピー能力
1つずつ見ていきましょう。
イム様の攻撃
イム様の攻撃は、レヴェリー編でサボが「虚の玉座」に侵入した際に明らかになりました。その攻撃は「黒い矢印を操る」ものです。実際に、サボはこの攻撃で大きな深傷を負っています。
また、その場に他の五老星もいました。そのため「矢印攻撃」がイム様によるものでない可能性もありましたが、エッグヘッド編にて五老星の能力が明らかになり、いずれの五老星も矢印攻撃はしていませんでした。
よって「イム様は矢印攻撃を扱える」という前提で次の根拠に進みます。
軍子の能力
そして1137話にて、軍子は「アロアロの実」の矢印人間であることが明らかになりました。その能力は、矢印を身にまとったり、矢印をそのまま攻撃に使うことが可能であると判明しました。また、攻撃の軌道も提示することも描かれました。
この攻撃は、先ほどのイム様のものと酷似しています。軍子とイム様が同じ能力を使う場合、軍子が「アロアロの実」の能力者で確定したので、イム様は別の能力者であることが予想されます。
以上を踏まえると、イム様は他人の能力をコピーできる能力なのではないでしょうか?
ジャンプ漫画におけるコピー能力者
多くのジャンプの作中には、「能力コピーキャラ」が登場しています。また、そのキャラクターはどれも「強い敵キャラ」として描かれることが多いようです。例えば、下記のようなキャラクターがいます。
作品
キャラクター
備考
ドラゴンボール
魔神ブウ
敵を吸収してパワーアップする能力を持つ、魔人ブウ編のラスボス
HUNTER×HUNTER
クロロ
他者の念能力を盗み、自分で扱える能力を持つ、敵組織のボス
僕のヒーローアカデミア
オール・フォー・ワン
自他の能力を奪い、与える能力を持つ、作中ラスボスの1人
呪術廻戦
乙骨憂太
作中屈指の最強キャラ、一時期は主人公の敵キャラとして描かれる
いずれも作中屈指のキャラクターとして描かれています。
ワンピースにも、ボン・クレーの「マネマネの実」やカタリーナ・デボンの「イヌイヌの実 九尾の狐」で、「姿」をコピーする能力は描かれていますが、「能力」をコピーする描写は未だありません。
まだ描かれていないワンピースでは、まだ能力の詳細が明かされていない「イム様」がコピー能力を持っており、軍子の能力をコピーしていたと予想します。
「神の騎士団は12星座モチーフ」説
最後の考察は、「神の騎士団は12星座モチーフである」という説です。根拠は次の3つです。
・神の騎士団は12人で構成される?
・軍子とシャムロックの特徴
・天竜人の宇宙要素
1つずつみていきましょう。
神の騎士団は12人で構成される?
神の騎士団のシルエットは、くまの過去編のゴッドバレーにて描かれました。そのシルエットを見ると、12人いることが推測できます。また、シルエットについては、1085話にてドラゴンが神の騎士団の説明をする際も描かれており、そこでは9人でした。ただ、9人のシルエットが描かれていたのは「想像の描写」で、ゴッドバレーで描かれているのは物語中の「現実」であることから、ここでは「ゴッドバレーの12人」を正しいとして進めます。
そして、ワンピースでは、海軍の旧三大将の名前が「色+桃太郎の子分」であったり、五老星が「惑星の名前」であったりと、決まった枠の中にいる人物には法則性のある名前がつけられるケースがほとんどです。
以上を踏まえると神の騎士団は、「十二支」や「1月〜12月」など、12個の要素があるモチーフであることが予想されます。そのモチーフが何なのか、神の騎士団の既出情報から推測します。
軍子とシャムロックの特徴
軍子の能力は、アロアロの実の矢印人間であることが判明しました。一方でシャムロックは、シャンクスの双子であることも判明しました。これを踏まえると、神の騎士団は「12星座」をモチーフとしており、軍子は矢の能力で「射手座」、シャムロックは双子で「双子座」が該当すると考えられます。
また、12星座の円盤の表を見てみると、「射手座」と「双子座」は対称の位置にあります。この星座に該当する二人がともに行動していたことは、この説の可能性をさらに高めてくれるでしょう。
以上のことから、神の騎士団は全員「12星座」に関する能力、もしくは特徴を持っていると考えています。
天竜人の宇宙要素
また、五老星や今までに登場した天竜人のキャラクターなど、世界政府の天竜人側には「宇宙」をモチーフとした要素が多く描かれています。例えば、五老星はそれぞれ惑星の名前をモチーフにされていました。天竜人を見てみると、宇宙服のようなものを着ています。
以上を踏まえ、他の天竜人キャラと同じ「宇宙」の要素を持つ「12星座」が神の騎士団のモチーフに採用されている可能性は高いと予想しています。
軍子のエルバフでの動向
ここでは、軍子のエルバフでの動向をまとめました。次の3項目に沿って整理していきます。
・エルバフへの侵入
・ロキの勧誘
・神の騎士団の増援
1つずつ見ていきましょう。
エルバフへの侵入
軍子の初登場は1134話のラストです。軍子はシャムロックとともに、エルバフのアウルスト城に突如魔法陣を使って現れました。城の門番をしていた巨人をたやすく倒し、ロキの元へと向かいます。
ロキの勧誘
軍子とシャムロックが向かったのは、エルバフの冥界にいるロキの居場所です。彼らはロキを神の騎士団に勧誘するべくそこに訪れました。
しかし、ロキはその勧誘を断ります。軍子はアロアロの実の能力による攻撃で、力づくでロキを入隊させようとしますが、ロキは最後まで入隊の意思を示しません。軍子とシャムロックは次の動きに移ります。
神の騎士団の増援
ロキの勧誘に失敗した軍子とシャムロックは、マリージョアに連絡し、神の騎士団の増援を呼ぶことを企んでいます。再度魔法陣を使ってエルバフに強敵が現れるのでしょうか?
軍子の既出情報
ここでは、軍子についての既出情報をまとめました。下表の4項目に沿ってご紹介します。
・名前は「軍子」
・アロアロの実の能力者
・神の騎士団の一員
・目の描写が左右で異なる
1つずつみていきましょう。
名前は「軍子」
名前は「軍子」であることが明らかになっており、姓はまだ明かされていないか、姓が存在しないことが考えられます。一方でシャムロックや他の天竜人はほとんどが姓と名ともに明かされているため、軍子に姓がないことに違和感があります。
上記で考察していたように、ナミの双子である等、他の既存キャラクターとの関係性を隠すために姓を記載していない可能性が考えられます。果たして、軍子の本当の名前は明かされる日が来るのでしょうか?
アロアロの実の能力者
能力はアロアロの実の矢印人間であることが明らかになっています。体に巻いた包帯や服を矢印に変化させて攻撃をする描写が描かれました。また、ロキへの攻撃の際は、攻撃の確定軌道を示す技も描かれています。
神の騎士団の一員
軍子は神の騎士団の一員であることが判明しています。名前が初めて出た時は、シャムロックも同時に明かされました。しかし、シャムロックは名前の説明に「世界貴族」と入っているのに対して、軍子の説明欄にはその記載がありません。
軍子は実は世界貴族ではなく、今回のロキと同じように勧誘された経緯を持つのでしょうか?
目の描写が左右で異なる
目の描写が左右で異なることも明らかになっています。今までのジャンプ作品などを踏まえると、両親それぞれの眼を左右で遺伝していることや、眼の移植といったことが考えられるでしょう。
まとめ
以上、軍子についての考察や情報をまとめました。
おそらくエルバフ編では、神の騎士団がシリーズの大きな敵となり麦わらの一味に立ちはだかると考えられます。そんな中で軍子の正体が明かされていくかもしれません。
物語の展開を楽しみに待ちましょう!
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