コックスは佐々木希を起用した「イッカ」が好調で第3四半期は増収で着地
イオングループでカジュアルファッションショップ展開のコックスは1月9日、2025年2月期の第3四半期決算(累計)を発表した。売上高は114億4200万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は11億8600万円(同3.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億500万円(同3.1%減)だった。
コックスは11月末時点で175店舗を展開しているが、主力ブランドである「イッカ(ikka)」のブランド力の強化を目的に店舗の改装を行なっている。87店舗まで改装が完了しており、今後も改装店舗を拡大していく。その「イッカ」は、モデルで俳優の佐々木希を起用した雑誌タイアップ企画を春に続いて秋も実施し、さらにメンズ商品にも拡大することで売り上げが拡大した。EC限定ブランド「ノッチ(notch.)」は、Yuiなどのインフルエンサーとのコラボ商品が好調で、売上高は前年同期比で16.9%増だった。
コックスの2025年2月期通期の連結業績予想は、売上高は155億円(前年比4.1%増)、営業利益は12億円(同0.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億円(同21.2%減)としている。