「物価高を乗り切る人」が実践している“3つの工夫”→「休日の過ごし方がカギ」「意識してなかった…」
家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。最近は物価高が気になりますよね。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から「物価高を乗り切る人」がしている休日の家族との過ごし方をご紹介します。
(1)外食を減らす
休日にお金がかかりやすい人は、外食に頼り切りということも多いものですよ。
平日忙しく過ごした反動で、多い人だと、朝、昼、晩と3食すべて外食する人も見られます。
お子さんがまだ小さいご家庭なら、3食外食をしてもそれほど大きな額にならないように感じるかもしれませんが、チリも積もればという言葉があるように、月や年で考えてみると、意外と大きな負担になっていることも多いもの。
特に最近は物価高もあり、以前より外食費が高くなったと感じることが増えたなら、いつもの外食の習慣を見直して、月に数回でも自炊で済ませる日を作ると、物価高でも支出を抑えることができるはずですよ。
(2)家でゆっくりする日も取り入れる
せっかくの休日だからと毎週のようにどこかに出かけていれば、当然休日にかかる費用も高額になりやすいものです。
どれだけ休日にお金を使っても家計に影響のない人ならば、もちろん今のままで構わないのですが、最近の物価高もあり、資金繰りが気になるなら、たまには休日にゆっくりと家で過ごす日も作ってみてはいかがでしょうか。
もちろん、何もせずゆっくりするのも退屈という気持ちも分かりますので、やろうと思っていながら後回しにしていた部屋の片付けをする、資格の勉強をするために取りたい資格を調べておく、読書をするために図書館で本を借りるなど、あらかじめ家で取り組めることを探しておくのもオススメですよ。
(3)目的以外の買い物を減らす
食料品の買い出しのために出かけたつもりが、ついカフェに寄ってしまったり、近くにある雑貨屋さんで雑貨を買ってしまったりと、予定外の買い物をしてしまう人もいますよね。
とくに、日頃から気になったお店にふらっと立ち寄る傾向のある人ほど、本来の目的以外の買い物をついしてしまいがちなものです。
そのような買い物をするのも時には楽しいものですが、物価高で支出を少しでも抑えたいと思うなら、出かける前に今日買うものの目星をある程度つけたうえで、目的以外の買い物をできるだけ減らすように意識してみてください。予定外の出費を減らせるはずです。
物価高を乗り切ろう
最近の物価高もあり、何をするにも以前よりお金がかかると感じる機会も増えてきました。
そんな中でも、物価高に振り回されない家計を維持するには、今までよりほんの少し支出を抑える工夫を取り入れるなど、ストレスを感じすぎない範囲でできることを探すことから始めてみてくださいね。
あき/家計簿&家計管理アドバイザー