パパの力作 きらめく 楢原小のイルミが5年目
市立楢原小学校の校舎と体育館を結ぶ渡り廊下に、今年も色とりどりに輝くイルミネーションが飾り付けられた。同校に通う児童の父親らでつくる「パパサンズ」(湯浅太郎代表)が企画・運営しているもので、今年で5年目。夕暮れから午後8時頃まで点灯し、子どもたちや通行人の目を楽しませている。設置期間は12月27日(金)まで。
コロナ機にスタート
新型コロナウイルスが流行し、多くのイベントが開催できなくなった2020年。同校の学校運営協議会とパパサンズが「屋外で自由に見ることができるイルミネーションで子どもたちを笑顔にしたい」と、家庭で不要になった電飾を地域や保護者から譲り受けて始めた。その思いが引き継がれ、コロナが収束して以降も続けられている。
今年もパパサンズで1日がかりで設置し、7日に点灯式を催した。劣化した電飾は、保護者などから新たに寄贈されたものと交換しているが、廃棄する数が多いため、今年初めてパパサンズの予算で買い足した。湯浅代表は「使わなくなった電飾があれば譲ってほしい」と呼びかける。関係者以外は学校の敷地内に入ることはできないが、「外からも見えるように飾り付けているので、敷地外から楽しんで」と湯浅代表。