ジュビロ磐田のFWペイショットが頭で先制点と決勝点!甲府戦後のコメント「自分の役割はゴール」
ジュビロ磐田のFWペイショット選手が3月15日にエコパスタジアムで行われた甲府戦で前半43分にクロスを頭で合わせて先制点。さらに1−1で迎えた後半30分にも再びクロスを頭でたたき込んで決勝点を挙げました。
試合後、チームを勝利に導いたエースに話を聞きました。
FWペイショット
ー試合を振り返ってください。
先週のカターレ富山戦から意識していたクロスへの入りがチームとして良くなった2点でした。チームとして取り組んでいる部分でもありますし、富山戦でもそういう形からゴールを取れて、今日も2点取れて、いい形が試合で出せるのはすごくいいと思いますけど、自分で取ったわけではなくて、チームの全体のゴールとして、全員で取ったゴールだと思ってます。
-右からも左からもクロスを決めました。
自分のストロングであるヘディングシュートなので、それを出してるのはすごくいいですし、日頃トレーニングしているからこそだと思います。同じように続けて、もっともっとその形を作ってゴールを決めたいと思っています。
-ポジショニングのイメージは。
1点目の力也(上原選手)のボールの方が自分的には難しいボールなんですけど、あそこにニアのところに入ってくるのはジョン(ハッチンソン監督)からよく言われていることで、日頃から取り組んでいます。きょうも良いポジショニングを取れて、いいところに入れたからこそ決められたと思います。
ー2点目は凌我(佐藤)選手がいい斜めの走りをして、そこからジョルディ(クルークス)選手が受けた得意な形でした。中村(駿)選手も入ってきました。
凌我の動きは覚えていますし、試合が終わったあとも「ありがとう」と言いました。やっぱりいい動きで、スペースもできるし、そこからいいプレーができると思います。
ジョルディもいいクロスを上げてくれました。自分の得意なボールで、どちらか言えば速いボールよりふわっとしたボールの方が合わせられますし、そういうボールが来てうまく合わせられました。正直、駿がいたかどうかは覚えてないです(笑)
-自身の得点数とジュビロの順位はリンクするのでは。
自分にとってストライカーはゴール以外でも違う形で、ハードワークやアシストだったりでも貢献したいですけど、やっぱり自分の一番の役割はゴールだと思っているので、そのようにチームの力になれて幸せですし、このペースを続けて取っていきたいと思います。
-ジュビロ磐田にとってJ2ホーム通算200得点でした。
200ゴール目はうれしいです。でも、それよりきょうのチームとしての試合内容、もちろん修正するところはありますけど、非常にいい試合だと思いましたし、絶対に欲しかった勝ち点3を取れたことが一番良かったと思います。
-次のベガルタ仙台戦に向けて。
自分は仙台の試合は2試合ぐらい見てて、間違いなく難しい試合になりますし、日本では簡単な試合はないというのはすごく実感しています。1週間しっかり相手を分析して、自分たちのやることを明確にして、力を持って、力強くアウェーに乗り込んで勝ち点3を取ってきたいと思います。