葛飾北斎とクラシック音楽の融合!『北斎とジャポニスム コンサート』Bunkamuraオーチャードホール/2025年3月28日(金)開催
葛飾北斎をはじめとする日本の文化芸術は、西洋の芸術に大きな影響を与えたと言っても過言ではない。「ジャポニスム」と呼ばれ、絵画だけではなく音楽にも波及したのである。北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に創作意欲を刺激された、ドビュッシーの交響詩「海」やラヴェルの「洋上の小舟」に代表されるように、ジャポニスムの影響を受けたクラシック音楽は数多く知られており、中でもプッチーニの「蝶々夫人」は最も影響を受けた作品と言われている。
▲葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(山梨県立博物館所蔵 画像提供:株式会社アルステクネ)
英国在住で世界的に活躍する作曲家・藤倉大は現在、葛飾北斎の生涯をテーマにした新作オペラに取り組んでいる。その新作オペラにちなみ「北斎とジャポニスム」をテーマとしたコンサートが3月に東京と静岡で開催される。
指揮を務めるのは若手注目株の一人として活躍の場を拡げている、角田鋼亮。第6回静岡国際オペラコンクール最高位および三浦環賞を受賞したソプラノ吉田珠代と、国内外の著名指揮者から信頼を集めるメゾソプラノ清水華澄、伝統を受け継ぎながら箏の新たな魅力を追求する若き実力者LEO、そしてオーチャードホールフランチャイズオーケストラで国内屈指の名門といわれる東京フィルハーモニー交響楽団が出演します。そしてトークゲストとして藤倉大(オンライン参加)と、海外でも多くの演劇公演を行うとともに、ベルリン国立歌劇場で日本人として初の演出を行った演出家・宮城聰を迎える。そして本公演に、抽選で500組1,000名の招待があるという。
『北斎とジャポニスム コンサート』
公演日:2025年3月28日(金)19:00開演/21:00終演予定
会 場:Bunkamuraオーチャードホール
料 金:全席招待(入場無料)※MY Bunkamuraへの登録が必要です。
招待者数:500組1,000名様 (抽選・未就学児入場不可)
出演者:作曲家:藤倉大(英国からオンライン参加予定)/演出家:宮城聰/指揮者:角田鋼亮
ソプラノ:吉田珠代/メゾソプラノ:清水華澄/箏:LEO/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
【演奏曲目】
ラヴェル:「洋上の小舟(オーケストラ版)」
藤倉大:箏協奏曲
ビゼー:歌劇『カルメン』より「ハバネラ」
プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より花の二重唱「桜の枝をゆすぶって」
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」
ドビュッシー:交響詩「海」よりⅢ.風と海との対話ほか
※出演者、演奏曲目・順番は変更になる可能性があります。
詳細は公演HPをご参照ください。
公演サイト:https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/25_hokusai.html
公演・申込みに関するお問合せ:Bunkamuraお問合せフォーム https://ssl.bunkamura.co.jp/forms/inquiry/