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【日本釣振興会】大阪南部の下荘漁港で水中と陸上を清掃。釣り場をキレイに!

釣具新聞

11月16日、公益財団法人日本釣振興会大阪府支部では、大阪南部の阪南市にある下荘(しもしょう)漁港で水中清掃を実施した。協力は下荘漁業協同組合、NPO法人海未来、大阪釣具協同組合。

下荘漁港は外向きの防波堤がメインの釣り場で、カレイ、キス、サヨリ、アオリイカ、内向きでもメバルなどが釣れる。日本釣振興会のマナー看板も設置されている漁港だ。

当日の天候は曇り後雨。スタッフは午前10時に下荘漁港に集合した。参加したのはダイバー8名、日釣振大阪府支部役員や大阪釣具協同組合などの陸上手伝いが25名、監視船・搬送船2名の合計35名が作業を行った。

ダイバー8名、陸上の手伝いが25名、監視船2名の35名で清掃が行われた

最初に日本釣振興会大阪府支部の橋本支部長より、協力団体や参加者へのお礼、日本釣振興会の活動紹介、また釣り人のルール・マナー啓発の重要性について、怪我に気を付けて清掃を行って欲しいといった要旨の挨拶が述べられた。

清掃は港内の一部で水深は3―5m、水温19度という状況の中、作業は行われた。ダイバーが準備している時間を利用し、陸上班によって漁港内の陸上清掃も行われた。

漁港内の陸上の清掃も行われた

その後、準備の出来たダイバーはペアとなって、次々と海中に飛び込んだ。

ダイバーと陸上班が連携して水中清掃。約100㎏のゴミを回収

港内に釣り関係のゴミはほとんどなかった。空き缶、ビン、ケース類、ビニールシート、また炊飯器等も回収された。作業の途中から雨が降り出したが、ダイバーと陸上班が協力しながら、手際よく水中からゴミが集められた。

ダイバーはミカン袋を手にして水中清掃を行い、袋が一杯になると陸上班に合図を行う。陸上班はカラビナの付いたロープを垂らして、ゴミの入った袋を引き揚げ、代わりの袋を渡すという流れで水中清掃は行われた。

ダイバー水中で集めたゴミをロープで引き揚げる

集められたゴミは、それぞれ分別され、計測や記録が行われた。全体で約100㎏のゴミが回収され、清掃作業は終了となった。

水中からはタイヤ、容器類、空き缶など様々なゴミが回収された。釣り関係のゴミは少なかった

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