氾濫防ぐ迅速な行動 小田原市土木建設協同組合、訓練で土のう400袋
小田原市土木建設協同組合(神谷賢治理事長)が10月9日、酒匂川防災ステーションで災害応急復旧訓練を行った。
同組合と小田原市が締結する災害復旧に係る業務協定に基づく訓練。組合に所属する企業の技術向上や迅速な対応を図るもので、今回も約30社40人が参集訓練と土のう作りに取り組んだ=写真。
訓練は台風等による降雨で河川の氾濫が見込まれる状況を想定。市の災害情報を受け、同組合の災害対策本部が組合員に情報を伝達。防災ステーションに集まった組合員らがスコップで砂を袋に次々と詰め約400袋の土のうを完成させた。
作った土のうと残った砂、未使用の土のう袋200枚は小田原市に寄贈された。