10年ぶり子供大名行列 「衣装を着るのが夢だった」
69回目の秦野丹沢まつりが4月19日と20日に開催され、「米倉丹後守(よねくらたんごのかみ)子供大名行列」が10年ぶりに復活した=写真。小学生23人が殿様や姫に扮して20日に渋沢駅周辺をパレードし、江戸時代を再現した一行を見物客らは写真に収めていた。
市内堀山下に一族の墓地があり、京都府北部を治める丹後守に任じられた米倉昌尹にちなんだ大名行列。参加者が集まりづらくなってきたため2015年を最後に途切れていたが、市制施行70周年記念事業として学校を通じて小学4〜6年生に参加を募ったところ1日で定員に達した。
姫の衣装を身にまとった藤遥さん(10)は、「大河ドラマが好きで、昔の衣装を着るのが夢だった。華やかできれい」と笑顔を見せた。