茨城弁!意味が難しい「茨城の方言」ランキングPart2
今回はウェブアンケートにて総勢7,900名に調査した<茨城弁!意味が難しい「茨城の方言」ランキングPart2>を発表します。茨城の方言は大きく分けて3つとも6つともいわれていますが、地域や年代によっても使う方言が違うことも。小正月の行事「わーほい」って?気になる方はさっそくランキングをチェック!
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【茨城弁!意味が難しい「茨城の方言」ランキングPart2】
第1位 わーほい(小正月の伝統行事、どんど焼き)(1,128票)
第2位 ちぐをぬく(嘘をつく)(928票)
第3位 こじはん(おやつ)(693票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)7,900名/調査日:2025年4月16日
響きからして楽しそう!1位は「わーほい(小正月の伝統行事、どんど焼き)」!
<投票者のコメント>
「親の実家が茨城だが、これは知らない」
「この言葉を聞いても名詞とは思えない」
「楽しそうではある」
「わーほい」は主に茨城県の北部で使われる方言で、「小正月の伝統行事、どんど焼き」のこと。なんだか掛け声っぽいな、と思った方、正解です。農村部で行われる「鳥追い」と呼ばれる、鳥、獣や害虫の追い払いと五穀豊穣祈願を兼ねた行事の掛け声がもとになっています。竹や稲わらで作ったやぐらにお正月の飾りなどを取り付け、「わーほい、わーほい!」などの掛け声をかけた後、一緒に燃やします!
何かを“抜く”のではありません!2位は「ちぐをぬく(嘘をつく)」!
<投票者のコメント>
「まさか『嘘をつく」という意味になるとはびっくりした」
「茨城弁はのんびりしてるな~」
「ちぐ!?全く意味がわかりません」
茨城県の方言で「嘘をつく」は「ちぐをぬく」と言います。「ちぐばぬく」とも。「ちぐ」が「嘘」という意味で、「ちぐ」を「ちくらっぽ」や「ちくらっぱ」と言う地域も。「嘘つき!」は「ちぐぬき!」、「嘘ばっかりついて!」は「ちぐばーしぬきぬき!」、「嘘をつくな」は「ちぐぬくな」と言います。ちなみにこれらの言葉の「ぬく」を「ぬぐ」、「ぬき」を「ぬぎ」と発音する地域もあります!
元々は農作業の合間に食べていました!3位は「こじはん(おやつ)」!
<投票者のコメント>
「一瞬、時間の『5時半』だと思ってしまった。」
「なぜ17時半?おやつではなく晩御飯の時間では?」
「ご飯と語呂が似ている…」
茨城県の方言では「おやつ」は「こじはん」になります。栃木県や福島県などでも使われている方言です。農作業の合間に食べる、もしくはお昼ご飯と夕食の間に食べる間食「小昼飯(こぢゅうはん)」が変化して方言の「こじはん」になりました。そんな経緯があるため、お菓子というよりは栄養の摂れる軽食をさすことが主です!