元町『たまごダイニング 卵と玉子』で初体験!話題の日本初「釜炊き親子丼」実況レポ 神戸市
元町商店街にある卵料理専門店『たまごダイニング 卵と玉子』(神戸市中央区)で、 “日本初の体験型 釜炊き親子丼”が提供されていると聞き、卵好きの筆者がさっそく行ってきました。
訪れたのは少し遅めの昼どき。同店は11時から21時までの通し営業のため、時間を気にせず食事できる点も魅力です。
店内は木の温もりが心地よく、壁一面にこだわり卵の説明が写真やイラストとともに掲示され、卵料理専門店ならではの世界観に包まれています。
名物の「釜炊き親子丼」をオーダーすると、運ばれてきたトレーには米と出汁が入った釜、枡に入った生卵2個、下ごしらえ済みの具材が並びます。スタッフがその場で火をつけてくれ、調理がスタートします。
簡単なレクチャーを受けながら、イラスト入りの説明書きを熟読。自分で仕上げるスタイルということもあり、食べる前からドキドキ&わくわくがとまりません♪
一緒に渡されたタイマーで時間管理できるので安心。着火のあとは卵をとんすいに割り入れ、しっかりと混ぜてスタンバイします。
こちらで使用されている卵は、愛知・常滑のデイリーファームから取り寄せる「米たまご -明日-(あした)」。
国産米を配合した飼料により、濃厚なコクとすっきりした後味を両立させたブランド卵で、内閣総理大臣賞を受賞したことでも知られています。
約3分ほどで釜から湯気が立ち始めたところで蓋を開けます。一気にお出汁のいい匂いが立ち込める中、卵を流し入れます。
引き続き具材を投入。鶏肉とタマネギ、青ネギをそっと釜の中に落とし込みます。慎重に素早く入れたら、蓋をしてあとはじっと待つだけです。
タイマーが10分を知らせると火を止め、ここから蒸らしの時間に入ります。待つあいだに味噌汁が提供され、仕上がりへの期待がぐっと高まります。
4分ほどでそーっと蓋を開けてみると、卵と出汁の甘い香りが立ちのぼり、黄金色に輝く親子丼が姿を現します。
さっそく茶碗によそうために、しゃもじを入れると中心はとろとろ、縁はほどよく火が入り、まさに自分好みの“半熟加減”に仕上がっていました。
ひと口食べれば、だしの優しい甘みがふわりと広がり、鶏肉の旨みと卵の濃厚さが感じられます。自分で丹精込めて仕上げたこともあり、美味しさもひとしお。これが体験型メニューの醍醐味です。
釜の底には香ばしいおこげもできており、食感と風味のアクセントになっています。調理という体験と出来立てを食べる幸福感が合わさり、親子丼という身近な料理が特別な一皿に感じられる時間でした。
今回のメニューのほかにも、期間限定で名古屋コーチンを使った親子丼など、さまざまな体験型釜炊きシリーズが用意されているそう。最新メニューは公式インスタグラムで紹介されているのでチェックしてみてくださいね。
場所
たまごダイニング 卵と玉子
(神戸市中央区元町通3丁目8-6 ミニオンビル 1階)
営業時間
11:00~21:00
定休日
なし