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早川港でのサビキ釣りでトウゴロウイワシ41尾【神奈川・小田原】刺身と唐揚げに舌鼓

TSURINEWS

うれしい4点掛け(提供:週刊つりニュース関東版・青砥一生)

9月29日(日)、神奈川・小田原にある早川港へ。英検受験を1週間後に控えた息子から「勉強の合間に息抜きで釣りをしたい」と懇願されて釣行。

早川港でサビキ釣り

早朝に勉強を終えて7時に現地到着。曇天無風の釣り日和。9時ごろ干潮の若潮で、水位はかなり下がっている。

息子はトラウトロッドを使ってルアーで様子見。小型のカンパチらしき魚のチェイスはあるが、ヒットしないとのことで、早々にサビキ仕掛けに切り替える。

すると、ほどなくして、「釣れたよ」と見せてくれたのは、10cm級トウゴロウイワシ。刺し身にできそうなサイズだ。

良型イワシのヒット(提供:週刊つりニュース関東版 青砥一生)

単発ながらポツポツと食い続き、ときには4点掛けも。海面下にイワシの姿が確認できて、魚影は相当濃そうだ。

イワシ41尾ゲット

じーっと海面を眺めていると、何やら細長い魚影が岸壁沿いをふらふら泳いでいる。形からして30cmくらいのヤガラだろう。その時ちょうど、息子のサビキにイワシが掛かったので、そのまま落とさないように気をつけながら、その魚の前に落とし込む。

港の様子(提供:週刊つりニュース関東版 青砥一生)

すると、すぐに反応して寄ってきた。暴れるベイトに誘われたようで、ガツンと食い込む。一瞬ハリ掛かりして、親子ともにエキサイトしたが、細いサビキ仕掛けだったのでバレてしまった。このあとも釣れ続いて11時に納竿。釣果は5~11cm41尾だった。

刺し身と揚げ物に

持ち帰った魚は、すべて息子が処理して、大きいものは三枚におろし、皮をそいで刺し身に。身がぺったりしているので、丸めて立体的に盛り付けるといい。小さいものは軽く洗ってから、そのままマヨネーズで和えて小麦粉をまぶし、最後に片栗粉を付ける。180度に熱した油で1分揚げ、しばらく休ませてから200度で二度揚げにするとカリカリの食感が味わえて美味しかった。

刺し身と揚げ物(提供:週刊つりニュース関東版 青砥一生)

ウロコが硬くて敬遠されがちだが、少し手を加えれば十分食材になる。次回は、泳がせの仕掛けも用意しておきたい。

まきエサを持参しよう

今回、ポータブルコマセ(まきエサ)を持参したが、これを撒いても魚は反応しなかった。ベイトが違うのかもしれない。しかし、まきエサを撒くことによって潮の流れは分かるし、反応する群れがいれば居座る時間帯は長くなる。多少の出費になるが、購入をお勧めしたい。

ポータブルコマセと仕掛け(提供:週刊つりニュース関東版 青砥一生)

また、仕掛けは当地仕様のものが効果的。周囲では太めの仕掛けを使っている人がいたが、釣果が出ていなかった。エサを追っている魚でない場合は、仕掛け選びが重要だろう。

<週刊つりニュース関東版 青砥一生/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年10月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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