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働きやすい環境づくりを目的に、2019年から大々的に実施された働き方改革。仕事と生活を両立させる「ワークライフバランス」という言葉もすっかり浸透して来たように感じます。

2025年2月24日、数々のメディアで活躍されている菊地幸夫（きくち ゆきお）弁護士が登壇する講演会が、真備町で開催されます。

講演会のテーマはワークライフバランス。
弁護士といえば激務のイメージがありますが、菊地幸夫弁護士はプライベートの時間もしっかりと両立させているそうです。

楽しく働くためのヒントが得られる菊地幸夫弁護士講演会。その内容について、担当者に取材しました。

「菊地幸夫弁護士講演会」とは

菊地幸夫弁護士講演会は、2025年2月24日（月・休）に、「マービーふれあいセンター 竹ホール」にておこなわれるイベントです。

菊地幸夫弁護士について

登壇する菊地幸夫（きくち ゆきお）氏は、日本テレビの「行列のできる法律相談所（現：行列のできる相談所）」をはじめ、いくつかのテレビ番組でレギュラーを務めていたこともある弁護士です。

スポーツを中心に多彩な趣味を持っている菊地幸夫氏。弁護士業務のかたわら、トライアスロンへの挑戦や、地元小学生のバレーボールの監督を務めるなど、現在も多方面で活躍されています。

菊地幸夫氏のプロフィールの詳細は、以下の画像をチェックしてください。

菊地幸夫氏が講演するテーマは「ワークライフバランス～仕事も家庭も一生懸命～」。

仕事を生き生きと楽しむためには、プライベートの時間をしっかりと確保することも大切です。プライベートも充実させることで、仕事へのモチベーションが高まり、生産性が上がることが見込まれています。

どうすればワークライフバランスを上手にとれるのか、仕事とプライベートを両立させている菊地幸夫氏からヒントを得られる機会となります。

参加費無料ですが、事前申込制となるため、参加を希望する人は専用フォームから申込してください。申込の締め切りは2月10日（月）です。

高梁川流域ワークエンゲージメント推進事業について

菊地幸夫弁護士講演会は、高梁川流域ワークエンゲージメント推進事業の取り組みのひとつとして開催されます。

高梁川流域ワークエンゲージメント推進事業とは、流域圏の人々にとって働きやすい職場づくりを促進することを目的とした事業です。2023年4月におこなわれたG7倉敷労働雇用大臣会合宣言をきっかけに、「人を大切にする労働雇用」の取り組みの一環として実施されています。

2024年度は、カスタマーハラスメント対策の講演会や、外国人雇用の体制づくりのセミナーなども開催しました。

担当者インタビュー

菊地幸夫弁護士講演会について、倉敷市労働雇用政策課の岡本華奈（おかもと かな）さんに取材しました。

──過去にも講演会を開催されていたと思いますが、なぜ今回は菊地幸夫弁護士に出演を依頼したのですか？

岡本（敬称略）──

今回の講演会は、高梁川流域ワークエンゲージメント推進事業として開催します。「ワークエンゲージメント」という言葉が難しく聞こえるかもしれませんが、簡単にいえば「働きやすい環境づくりを推進していく取り組み」のことです。

働きやすい環境づくりに欠かせないのは、ワークライフバランスだと考えています。

菊地幸夫弁護士は、弁護士としてのお仕事はもちろん、バレーボールやトライアスロンなどのスポーツにも一生懸命取り組まれていらっしゃるかたです。そこで、仕事とプライベートを両立されている菊地幸夫弁護士に、ワークライフバランスの秘訣について教えていただく講演会を企画しました。

実は2020年にも、講演会の講師としてご出演いただく予定だったのですが、残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響で開催直前に中止となってしまいました。その際にも、多くのお客様にお申込をいただいていたので、今回は満を持しての開催となります。

──講演会の見どころを教えてください

岡本──

一番の見どころは、菊地幸夫弁護士のワークライフバランスの取りかたです。多忙な弁護士業務のかたわら、プライベートもしっかりと両立させている菊地幸夫弁護士が、どのようにワークライフバランスを保っているのか。ぜひ注目していただければと思います。

また、会場となるマービーふれあいセンターのロビーには、地元企業の魅力をお伝えするパネルも展示する予定です。

パネルもワークライフバランスにちなんだ内容となっており、菅公学生服株式会社様、トライフープ岡山様で働く社員の働き方をご紹介します。取り上げるのは、自転車競技のアスリート社員やバスケットボール選手。そして、その人たちを周りで支えている社員のかたがたについてもご紹介する予定です。

「地元企業にはこういう働き方をしている人がいるんだ」と知っていただくきっかけになればと思います。

──講演会を通して、地域にどのような影響を与えたいですか

岡本──

高梁川流域のかたがたが安心して働ける職場づくりが進み、一人ひとりがやりがいを持って働き続けられる社会を実現することが一番の目的です。

講演会のなかで、職場に生かせそうなアドバイスがあれば採り入れていただくなど、ぜひ皆さんの生活に落とし込んでいただければと思います。ワークライフバランスは、多くのかたにとって身近な話題になると思うので、自分の生活にひとつでも採り入れられそうなものがあればうれしいです。

──どのような人におすすめしたいですか

岡本──

仕事とプライベートを両立し、暮らしを充実させるコツが得られると思うので、老若男女問わず多くのかたに聞いていただきたい講演会です。

会社にお勤めしているかたはもちろん、フリーランスや在宅ワークなどで自分でスケジュール管理しているかたにも参考になる内容だと思います。

そして、家事・育児などにはげむ主婦のかた、趣味に一生懸命取り組んでいるかたにも、ぜひ足を運んでいただきたいです。

──会場が真備町なので、せっかくなら講演会だけでなくいろいろと見て回りたいと思いました。おすすめのスポットはありますか？

岡本──

真備町では、平成30年7月豪雨災害の復興の軌跡を見られるので、ぜひ講演会の前後に街中を巡っていただきたいです。

おすすめのスポットは、防災の機能を備えたまびふれあい公園や、工事が終了した小田川の新合流点。小田川にかかる宮田橋のすぐそばには、天皇、皇后両陛下（現在の上皇上皇后両陛下）の行幸啓（ギョウコウケイ）を記念した「天皇皇后両陛下行幸啓記念碑」もあります。

また、飲食店も多数ありますので、ぜひ真備でのお食事も楽しんでいただけたらと思います。

──最後に、読者へメッセージをお願いします

岡本──

生活するうえで、「働くこと」は基本になってくるものだと思います。仕事をうまくやっていくためには、家庭や自分の時間とのバランスが大切です。

今回の講演会は、テレビなどでもお馴染みの菊地幸夫弁護士に足を運んでいただき、ワークライフバランスについてご講演をいただく貴重な機会となっております。

またパネル展示では、地元企業での多様な働き方や魅力を伝える場となっています。特に、就職を目指している学生のかたや、転職を検討中のかたにはぜひ注目していただきたいです。

皆様のご参加、お待ちしております！

おわりに

筆者も以前、菊地幸夫弁護士をテレビで見たことがあります。当時は芸能人に近い感覚で遠い存在のように感じていたので、まさか倉敷で会える機会があるとは思いませんでした。

ワークライフバランスは、働く人にとって非常に身近なテーマです。しかし、理想はあれど仕事とプライベートを上手に両立するのが難しいという人もいると思います。

菊地幸夫弁護士の講演でワークライフバランスのコツを学び、また展示パネルでさまざまな働き方の事例を知ることで、現状よりもさらに働きやすくなるかもしれません。

豊かな暮らしのきっかけにもつながるワークライフバランス。気になる人はぜひ講演会に足を運んでみてください。