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真夏のハクレン釣り3DAYSでメーターオーバー2尾キャッチ【埼玉・荒川】自己記録更新に満足

TSURINEWS

自己新記録の105cmのハクレンをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

8月21日(水)・8月22日(木)・8月23日(金)と3連続で埼玉県戸田市の荒川温排水へハクレンを狙って釣行。天候によりそれぞれ都合をつけての釣りであったが、自己記録サイズのハクレンをゲットでき、納得の釣りを堪能した釣行をレポートしよう。

荒川(温排水エリア)でハクレン釣り

今回釣り場に選んだのは、埼玉県戸田市に位置する彩湖南部の荒川温排水エリア。同地は彩湖の南部にあり、上流にある荒川水循環センターで浄化された水が荒川に流れ込んでいるポイントで、水温も高く、常時釣り人に人気のある釣り場である。

干潮時はハクレン取込みに垂直上げが必須(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

通年でハクレンや多魚種を狙えるため、さまざまな楽しみ方ができるが、私は基本的にハクレン狙いで釣行している。同地は海とつながっているので水位に変動があり、潮の影響もあるため、釣行の際は潮位表を確認しよう。

釣りをする際は入漁券の購入を(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

タックル

竿はプロマリンブルーベイ磯3号にリールはダイワクレスト5000番を使用。ミチイトはデュエルカーボナイロン3号~5号にチヌウキ(キザクラ)を通しサルカン止め、ハリスは同ライン段差2本針仕様で、ハリはがまかつ鯉針16号~20号。エサはマッシュポテトを針サイズに合わせて準備完了。

さらに、プロマリン万能竿2号にリールはアブガルシアカーディナル2。このセットはサンラインクインスター2号のライトタックルで、2つのタックルを使い分け、気分を変えながら楽しむことにした。

タックルはいずれも導チヌ浮き仕掛け(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

先月ぶりのハクレン釣りを堪能したい

今回は3日間連続釣行を家族から許可をもらっているので、自分の都合のままに釣りを堪能したい。5連休のうち2連で家族サービスも行い、先月も家族旅行に連れて行った実績が報われたようだ(笑)。

1日目:まずは本命の顔をみるのが目標

1カ月ぶりのハクレン釣り。まずは本命の顔が見れれば安心ということで、現地には8時30分に到着。ポイントまで道具を担いでいくと、バサーが数人、ハクレン師は1人だけ。ハクレン師の釣りを観察すると、毎投アタリがあり、状況は良さそうだ。

開始20分で本命と再会

マッシュポテト4杯に水を2杯入れ、数分放置して水を吸わせる。磯竿と万能竿の2本を用意し、タナ1mに設定してエサ打ち開始。3投目でウキが沈み、アワセが決まると本命とのバトルが始まる。20分の戦いの末、91cmのハクレンをゲットした。

レギュラーサイズからのメーターオーバーを手中

1尾目をリリースしてすぐ、86cmのハクレンがヒット。その後、磯竿で再度エサ打ちを行うと、4投目で凄まじい勢いでウキが消し込む。掛かった魚はメーターオーバーで、慎重にやり取りを行い、タモで掬い取り計測すると、102cm、11.42kgのハクレンだった。

初日で目標のメーターオーバーを手中(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

満足感で満たされるも釣りを継続

時刻は11時を過ぎ、晴れ間が完全に出て太陽が暑くなってきた。粘って釣りを続けると、88cmのハクレンが掛かる。その後、90cmのハクレンも追加し、この日は納竿とした。

1日目は数釣りを楽しめた(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

2日目:夏の天気は変わりやすいが釣行決行


朝起きると雨が土砂降りで、予報を見ると現地に関しては昼まで釣りになる見込み。自宅周辺は雨模様で、近所の人に「行くの?」と言われるが、関係なしに現地へ向かう。

徐々に雨が収まり、現地では降っていなかったが、午前中が勝負だと感じた。到着すると、ヘラ師が1名いて、話を聞いてみると朝5時から来ているとのこと。なかなか気合の入った方である。私も負けていられない。さあ、ハクレンよ勝負だ!

いつもと対岸のポイントで狙う

ヘラ師と他愛もない話をした後、いつもと違う対岸のポイントで勝負することに決めた。地元の方に以前聞いたが、対岸はハクレン師も少なく意外と釣りやすいらしい。

1日目でメーターオーバーを仕留めているせいか、いつもと違ったアプローチをしても、まあいいかなと思い始めて同地でやることにした。

10時開始から2時間で強制納竿

ローライトな空模様が良いのか、すぐにハクレンが掛かり、2尾、3尾と1時間30分でレギュラーサイズが連発。

対岸でもアタリを捉えることができた(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

90cm台が絡んでいないこともあり、もう少し粘りたかったのだが、雨雲レーダーで確認すると、やはり雷雨予報。雷が鳴りまくっていたため、そそくさと納竿して帰宅する羽目になった。ぐぬぬ……この日は大物には出会えなかったが、明日に賭けるしかない。

3日目:メーターオーバーを再び狙う

早朝に目が覚めると、子どもたちも早く起きたようで、今日も釣りに行くぞと気合を入れて子どもたちに見送られながら出陣。早々に現場近くのコンビニで朝食を買い、駐車場で思考を練る。昨日入ったポイントでも問題なく釣れるが、やはりいつものポイントで勝負する。

中潮満潮水位からのスタート

堤防ギリギリの水位からスタートだが、魚の気配もあり、悪くはない状況だ。エサ打ちを開始していくと、もじりも多発していて、今日は勝負になるかもと思っていた。

開始35分で本命バトル突入

とにかく釣りたい一心でエサを打っていくと、目の覚めるような消し込みアタリ!思わず体が反応して会心のアワセが決まり、本命とのバトル開始。ニコニコ顔で勝負を楽しんでいく。

ハクレンとのやりとりを楽しむ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

だが、10分、15分と戦っても姿を見せない魚で、重さもあり、無理はできないやりとりでしのいでいくもラインブレイク……痛恨のバラシをやらかしてしまう。

95cmの良型をキャッチ

しばらく呆然とするが、エサ打ちはやめずに継続して竿を振ると、ほどなくして本命95cm、10kg超えの良型をキャッチした。もしかして今日はわりとサイズが良い群れが来ているのか?

さらに1尾追加

そこからボラを3尾釣ったが、ウキの動きが止まらず、強めのハクレンアタリらしき反応も出てきた。下げ潮が進んできた11時30分頃……再度、会心のアワセが決まり、本命を追加したがレギュラーサイズ。

大物は厳しいかとぼやきながらエサ打ちを継続していると、空はカンカン照りの状態で体力がどんどん奪われていく。

諦めかけたその時に大物がヒット

3DAYSもなかなか楽しい釣りだったな……と諦め半分、猛暑の中でエサを振り込むと、馴染んでからすぐに豪快に消し込みアタリ!反応すると本命が掛かり、「これはデカいな」とすぐに理解した。

そして、10分経過した頃、その巨体が水面に姿を現したと同時にジャンプ。瞬間的に、メーターオーバーだと悟る。

ジャンプされること8回。バトル時間は16分ほどで、ようやく魚のスタミナが切れたのか寄せられる状態になった。その瞬間を見逃さず、こちらは一気に勝負をかけてタモ入れに成功した。

重量級ハクレンとの勝負がついた瞬間(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

再びメーターオーバーの本命を手中

水位の関係で垂直上げの距離が短いことに感謝しつつ陸揚げし、計測すると105cm、重量は15.84kgだった。これまでのハクレンとは違うサイズ感に嬉しさが爆発した。

最後に大満足のサイズが釣れた(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

満足してリリースした後は最高の気分で納竿。水分補給しながら近くの公園で画像を眺めてしばし余韻に浸った。

重量は風袋引きで15.84kg(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

3日間の釣果

・魚種:ハクレン11尾 86cm~105cm
・メーターオーバー2尾:102cm 11.42kg、105cm 15.84kg

夢がある釣りに感動

今回の釣行で1日目と3日目は大満足。大都会の都市河川でメーターオーバーの魚を釣れることができるなんて夢のようだ。3日目に渡って挑んだが、自己記録更新のハクレンが釣れてくれたことが最高に嬉しかった。今後もさらなる大物を目指して釣りを楽しみたい。

<なおぱぱ/TSURINEWSライター>

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