浜松市の人気お菓子メーカー 中国地方に初出店 オープン記念の新作スイーツ全店舗で販売
■3月24日にオープン 治一郎ミナモア広島店
バームクーヘンが有名な浜松市の人気お菓子メーカー「治一郎」が3月24日、中国地方初となる店舗を広島県に構える。オープンを記念して広島特産のレモンを使った新作スイーツ「ウィークエンドシトロン」を全店舗で販売する。
【写真で見る】静岡市から全国に店舗拡大 人気の秘密は”ワクワク感”
治一郎は浜松市に本社を置き、洋菓子や贈答品の製造・販売をしている。看板商品は2002年に誕生したバウムクーヘン。当時、食感がパサパサして食べづらい印象だったバウムクーヘンのイメージを変えた。
職人が試行錯誤して、しっとりと飲み物がなくてもおいしく食べられる商品にたどりついた。試作は100回を超えたという。職人たちのひたむきな“ものづくり精神”に敬意を表し、職人の1人から「治一郎」と名付けた。
静岡県内をはじめ、全国各地に店舗を増やし、3月24日には中国地方初となる店舗をオープンする。新店舗は広島駅の新しい駅ビル「ミナモア」に入る。関西は大阪府と京都府と兵庫県、九州は福岡県にあるものの、中国地方は空白地となっていた。
新店舗オープンを記念して、全店舗で新作スイーツ「ウィークエンドシトロン」が期間限定で販売される。広島特産のレモンを使ったフワフワな生地に酸味のきいたグレーズをコーティング。忙しい日々の中で、ほっと心安らぐ週末に大切な人と一緒に食べてほしいという思いが込められている。
販売開始は3月28日で、ミナモア広島店のみ24日から先行発売される。サイズは長さ11.5センチ、奥行きと高さは5センチで価格は1250円(税込み)。商品がなくなり次第、販売終了となっている。ミナモア広島店の出店で、治一郎の店舗は全国11都府県で計31店となった。
(SHIZUOKA Life編集部)