デアデビル新刊『デアデビル:ノー・デビルズ、オンリー・ゴッド』発売 ─ 自らの恐れを知った男、神が与える次なる試練へ
ShoPro(小学館集英社プロダクション)より、マーベル邦訳アメコミの新刊 『デアデビル:ノー・デビルズ、オンリー・ゴッド』が2024年10月17日より発売となった。
自らが犯した罪の重さから、ヒーローを引退し、新たな人生を歩み始めたマット・マードック。だが、一度は捨てたはずのデアデビルの亡霊が、再びマットを追い詰める。待望のシリーズ第2巻。
本書は、2019年7月から10月にかけて刊行された『デアデビル(Vol.6)』#6-10「ノー・デビルズ、オンリー・ゴッド」編をまとめたもので、『デアデビル:ノウ・フィアー』(小社刊)に続くデアデビルのシリーズ第2巻。
前巻『ノウ・フィアー』で、誤って窃盗犯の青年を殺してしまい、罪の意識からヒーローを引退することを決意したデアデビルことマット・マードック。コスチュームを脱いでから8週間後、彼は保護観察官として新たな人生を歩み始めていた。
だが、平穏な日々もつかの間。新たに保護観察官として担当になった青年が、自分が殺めた窃盗犯の弟であることが発覚……マットは再び罪の意識にさいなまれることになる。
一方、暗黒街の帝王キングピンはデアデビルの引退によって、その地位をさらに盤石なものとし、さらなる事業の拡大へ向けて暗躍。
デアデビルを追い詰めたノース・コール刑事はといえば、頑なな正義感が仲間内で煙たがられ、警察署内で次第に孤立を深めていた。
そんななか、守護者を失ったヘルズキッチンでは、デアデビルのマスクをかぶった一般市民による自警活動が流行しはじめ……?
ついに死傷者まで出る事態になり、マットは自らの正義感と罪の意識との間で再び苦しめられることに。
『デアデビル:ノー・デビルズ、オンリー・ゴッド』は、ShoPro Books公式オンラインストア他、一部店舗にて発売。デアデビル誌のなかでも、傑作との呼び声が高いチップ・ズダースキー期の「デアデビル」シリーズだ。