2025年新春イベント企画「いまアツい!ガチ中華の世界」のお知らせ
今年ももう終わりますね。1年が経つのは本当に早い。
結成から4年目を迎えた東京ディ―プチャイナ研究会(TDC)ですが、これまでさまざまな食事会やイベント、まち歩きツアー、謎解きイベントなどを実施し、みんなで楽しんできました。
そして、今回豊島区の文化事業を担当する「としま未来文化財団」から2025年の新春イベントの企画を依頼されました。
「世界探訪#10 いまアツい!ガチ中華の世界」です。
豊島区は人口の11%が外国籍という都内でも有数の多文化社会都市です。同財団では、2019年以降、外国籍の人たちと区民の交流を推進すべく数々の文化イベントを実施してきました。
世界探訪
https://sekaitanbo.toshima-pjt.jp/
今回は第10回目の節目となる年であり、豊島区で最多数を占める中国籍の人たちに光を当て、彼らの文化を理解するためのイベントを行うことになったので、当研究会(TDC)に企画の話があったのです。
代表の中村をはじめ、TDCのメンバーの皆さんや学生、留学生にも参加いただき、以下のイベントを実施することになりましたので、
トークイベント
― 美味しいガチ中華はどこにある!? 池袋にあります!―
「ガチ中華」はこれまで日本人が知らなかった中国語圏の珍しい地方料理や当地グルメです。池袋は「ガチ中華の聖地」と呼ばれ、未知なる食の世界が広がっています。そんな魅惑のグルメをわかりやすく解説します。
日時2025年1月25日(土陽) 13時30分~15時 (13時開場)会場としま区民センター8階 多目的ホール出演中村正人、中原美波とガチ中華に関心のある学生、留学生料金一般:1,200円 豊島区民:1,000円
今回中村は、まだあまりガチ中華のことをご存知ない区民の方も意識して、基本的なガチ中華の概要や池袋で食べられるさまざまな中国地方料理の話をします。
注目は、後半の学生座談会です。
テーマは「留学生と語る!私の推しガチ中華in池袋」。
TDCの学生ライターをしている中原美波さんを中心に以下のみなさんが登壇してガチ中華についてお話ししてくれます。
<日本人学生>
中原美波 — 立教大学観光学部4年
二ノ宮彩実 — 立教大学観光学部4年
谷井朱花 — 立教大学観光学部4年
<中国出身留学生>
李慕梓 — 東北大学大学院生、文化人類学専攻、湖北省武漢出身
闫耕(エンコウ) — 立教大学観光学研究科大学院生、陝西省西安市出身
蘇毳妮(ソセイニ) — 立教大学観光学研究科大学院生、広東省出身
中原さんと二ノ宮さんは最近ガチ中華に関する卒論を書いたばかり。谷井さんは中原さんと同じゼミの学生で、何度も取材に参加しています。
座談会の内容は、日本人学生と中国人留学生、それぞれの視点から、池袋にある推し(お気に入り)のガチ中華のお店やその料理について語ってもらいます。
日本の中華料理と比較して、そのギャップに驚いた点や、故郷の味さながらだと感じた点などを率直に語り合います。
3人の留学生はそれぞれ出身地も違うので、同じガチ中華といっても、普段食べている料理や味の好み、捉え方も違うようです。日本人学生とどんな意見交換をするのか楽しみですね。
まち歩きツアー【2コース/各コース10名】
― 池袋「ガチ中華」探訪 まち歩きツアー ―
池袋西口周辺にはたくさんのガチ中華の店があります。でも、どんな店なのかわからないと、なかなか店に入る勇気が出ないですよね。
そこで、池袋の「ガチ中華」の世界を知りつくした二人が案内人を務め、美味しくて、個性あふれるお店を選んでご案内します。
日時2025年1月25日(土陽) 16時~16時45分 (終了予定)会場池袋駅西口<北>出口 16時集合出演松永悠、中村正人料金一般:1,000円 豊島区民:800円
※すいません! この企画は好評で、発売から2日で予約が完売してしまいました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、池袋「ガチ中華」街歩きツアーは随時実施していますので、あらためて告知します。
池袋「ガチ中華」まち歩きツアーについて
https://deep-china.tokyo/press-release/28031/
池袋駅西口で中華×街歩き×謎解きゲーム!?『池袋ディープチャイナミステリー』
https://deep-china.tokyo/mystery-ikebukuro/
料理教室
― 初めての「ガチ中華」 ハラール中華に挑戦 ―
「ハラール中華」とは、中国に暮らすムスリムの人たちが「口にすることが許されたもの」を意味する「ハラール」食材のみを使ったガチ中華です。
都内で2軒のハラール中華の店を営む牟明輝さんにハラール認証の条件について解説いただき、同店シェフの手ほどきであんかけハラール麺「ラグメン(中国語:拉条子)」に挑戦します。
日時2025年1月26日(日曜)
<1>11時~13時
<2>15時30分~17時30分会場としま区民センター5階 キッチンルーム出演牟明輝 (「ムーさんの蒸鍋館」ハラル中華「食遇楼蘭」オーナー)料金一般:3,500円 豊島区民:3,200円 ※材料費込み
ムーさんの蒸鍋館
https://deep-china.tokyo/restaurant-info/25978/
先日、牟さんのハラール中華のお店「食遇楼蘭」に行ってきました。
オーナーの牟さんとこの店のシェフで実際にラグメンの作り方を手ほどきしてくれる新疆ウイグル自治区出身の胡鵬さんに予行演習をしてもらうためでした。
食遇楼蘭 https://deep-china.tokyo/restaurant-info/32456/
食遇楼蘭店内。ヒジャブを頭からかぶった女性や家族などムスリム客が多いです
この店は正式なハラール認証を受けているので、国内外のムスリムの人たちも安心して食事が楽しめるのです。
その日は、TDCのメンバーが数人集まって胡鵬さんがラグメンをつくる手順を見学しました。
胡鵬さんが器用に麺を打ち、ぴしゃぴしゃと立てる音が気持ちいいですね。これぜひやってみたいですね。
材料と調味料はコチラです。詳しくは、料理教室のときにお伝えしますね。
牟さんが調理のプロセスを簡単な動画でまとめてくれました。
これが完成したラグメンです。
そして、こちらが牟明輝さん。
料理教室はまだ少し空きがあるようなので、ぜひお申し込みください。もしよければトークイベントも、ご友人ご家族をお誘いのうえ、ご参加ください。お待ちしております。
またまち歩きツアーや料理教室などの運営をお手伝いくださるボランティアも募集しています。よろしくお願いします。
※イベントの詳細やチケット申し込みについてはこちら(オンラインのみ)
https://www.toshima-mirai.or.jp/tabid216.html?pdid1=3232
(東京ディープチャイナ研究会)
会場
としま区民センター
豊島区東池袋1-20-10
アクセス :JR他各線「池袋駅」(東口)より徒歩7分
https://toshima-civic-center.jp/