『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』ハービー・デント登場の新映像が公開 ─ トゥーフェイスの若き姿が判明
『ジョーカー』の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』より、ハービー・デントの姿が初めて公開された。新映像の中で確認することができる。
ハービー・デントはDCコミックに登場する、バットマンのもっとも有名なヴィランの一人。腐敗したゴッサム・シティの正義感溢れる地方検事だったが、事故により顔の左側半分に傷跡を作り、正気を失って「トゥーフェイス」と呼ばれる狂気のヴィランとなる。物事の二重性に取り憑かれ、コイントスの面裏で全ての意思決定を行う。『バットマン フォーエヴァー』(1995)ではトミー・リー・ジョーンズが、『ダークナイト』(2008)ではアーロン・エッカートが演じた。
Put on a happy face. Joker: Folie à Deux - only in theaters and October 4.
— Joker Movie (@jokermovie)
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』から公開された映像で、「アーサー・フレックは怪物だ」と、TVインタビューで彼の暴力性を非難するスピーチを行っているのが、今作のハービー・デントだ。「彼は自分のやっていることを認知している。彼の下劣な暴力行為は、信奉者による暴動を巻き起こした。その連中は、彼の名の下に、なおも暴力行為を起こそうとしている」。映像内のテレビ画面からは「地方検事補(Asst. D.A.)」との肩書きを見ることができる。新進気鋭の人物として描かれるようだ。
若きデントを演じるのは、1996年生まれで現在27歳であるハリー・ローティー。米HBOと英BBC共同製作のドラマ「インダストリー」で注目を集めた若手俳優だ。
本作の劇中でデントがトゥーフェイスとなる事件が描かれるかどうかは不明。この『ジョーカー』シリーズはアーサー・フレックを中心とした独自のゴッサム・シティが描かれつつ、前作にもトーマス・ウェインやブルース・ウェイン(=バットマン)が登場しており、独自の形でコミックの設定に触れているのが特徴的だ。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は2024年10月11日より日本公開。