『飼い主を噛んで捨てられた犬』を保護しようとしたら…本当の気持ちがわかる『切ない瞬間』が350万再生「優しくて繊細な子」「表情が…」
Instagramに投稿されたのは、飼い主を噛んだという理由で捨てられてしまった柴犬を保護しに行った時の様子です。投稿者さまが迎えに行くと、そこには攻撃性も感じられない、ただ人に甘えたかったワンコの姿が…。あまりにも切ない姿に「優しくて繊細な子」「切なくなりました」「幸せになって」と応援の声が殺到しています。
飼い主を噛んだという理由で捨てられた柴犬
Instagramアカウント『安倍誠』さまは、捨てられた犬や保護された野犬などを保護し、最期まで愛情を注いでくれる素敵なご家族と巡り合わせる活動を行っています。
どのような犬との真摯に向き合い、愛情を注いでくれる人間がいることを犬たちに伝え続ける投稿者さまは、この日、飼い主を噛んだからという理由で捨てられてしまった過去を持つ柴犬に会いに来たのだそう。
愛護センターでも攻撃性があり、犬舎に入ることも困難だと伝えられていた投稿者さまでしたが、いざその柴犬が暮らしている場所に入ってみると、落ち着いた様子で迎えてくれたといいます。
「ごめんな」と優しく声をかけながら同じ空間へと入っていく投稿者さま。そんな投稿者さまに興味津々な様子で足元へと近寄るわんちゃんからは、決して人間のことが嫌いだとか、攻撃性がただ強いだけとは全く感じられなかったのだそう。
しゃがみ込んで声をかけると…
そして、投稿者さまが「おいで」「大丈夫だよ」と声をかけながら部屋の奥へと進むと、声に従いながら素直に後ろをついてきてくれるわんちゃん。
しゃがみ込んで「怖くないよ」と声をかけてみると、少し戸惑った表情を見せながらも積極的に顔を近づけ、クンクンとニオイを嗅ぐ様子も…。全く噛もうとする気配はなかったといいます。
さらに、投稿者さまが優しい方だと理解したのでしょう。しばらくニオイを嗅いで確かめた後は、安心したように前足を投稿者さまの太ももに乗せ、顔を舐めてくれる様子も！
本当はただ寂しくて甘えたかっただけ。今までは甘え方を教えてもらえず、一度噛んでしまっただけで捨てられてしまったため、自分を守るためにときどき意固地な態度をとっていたのでしょう。
その後も安心したように甘えるわんちゃんは、「キノピー」という新しい名前をもらい、抱っこもさせてくれたというキノピーちゃん。ワクチン注射や採血の時も嫌がる様子を見せず、おとなしく受けていたというから驚きです！
これからはたくさんの愛情を注いでもらい、キノピーちゃんのことを生涯愛してくれる素敵なご家族に出会えるようサポートしていくとのことです。
柴犬の本当の気持ちに触れて涙する人が続出
攻撃性が高いと言われていたキノピーちゃんが、寂しさから素直に甘える切ない姿は多くの人の心を打ち、 動画はInstagramで350万回以上も再生されています。
キノピーちゃんの悲しい過去と現在の姿を見て、「とっても優しくて繊細な子なんだ…」「表情を見るととても優しい目をしている子ですね」「目が悲しい、寂しいって言ってるようで心が痛い」「これからは幸せな犬生を過ごせますように」といった応援の声が殺到しました。
今後、キノピーちゃんのことを心から愛し、生涯にわたって愛情を注いでくれる素敵なご家族が見つかることを心より願っております。
Instagramアカウント『安倍誠』さまでは、さまざまな事情から人の手を離れてしまったわんこを保護し、彼らのストーリーや現在の様子、そしてどのような犬も愛情を注ぎ向き合うことで、仲良くなれることを発信しています。
他にも多くの犬を助け出している投稿者さまの活動をぜひご覧ください。
キノピーちゃん、投稿者さま、この度はご協力いただき誠にありがとうございました。
写真・動画提供： Instagramアカウント「安倍誠」さま
執筆：しおり
編集：わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。