ジュビロ磐田のセンターバックコンビが攻守で勝利に貢献!リカルドグラッサは決勝点をアシスト「練習と全く同じ形が出た」
ジュビロ磐田は2月22日、サガン鳥栖を1−0で下し、開幕から2連勝しました。15日の水戸ホーリーホック戦では2失点しましたが、GK川島永嗣選手のビッグセーブもあり、今季初の無失点勝利。センターバックの2人は攻撃でも貢献しました。
DFリカルドグラッサ「練習通りの形」
-倍井選手の得点をアシストした素晴らしいパスを振り返ってください。
昨日の練習で、本当にまったく同じようなシーンがありました。自分がパスを出して、謙(倍井選手)が裏に抜けるというのがありました。鳥栖はプレスがかかった時にハイラインになるっていうことを分析から聞いていたので、そこを狙っていくということでした。練習通りの形を今日の試合で見せることができました。
-前回(水戸戦)2失点だった守備陣は今回ゼロに抑えました。
前回の試合もディフェンスとして、チーム全体でいい守備をしたんですけど、後半の入りと後半の残り15分でちょっと抜けてしまったわけではないんですけど、集中力を欠いて2失点と危ないシーンをつくられたわけですが…。
今回も1点決めた後、相手が前掛かりになって、PKのシーンと、カウンターから自分が滑ったシーンもありました。
無失点に抑えることができたらすごく大きいですし、もちろん永嗣(川島選手)のセービングのおかげでもあるんですけど、チームとしてそこをみんな意識してやっています。今後は90分を通して相手にチャンスを与えないということを意識してやっていきたいですね。
DF江崎巧朗「永嗣さんがまた止めてくれると思った」
ー鳥栖戦を振り返って。
相手が前から来る中で、うまくFWも使ってビルドアップしたかったんですけど、そこにいい形で僕がなかなか入れられなかった。一個入ってしまえば、多分簡単に外せたと思うんですけど、成功させる技術と、周りの共通理解と、その辺があれば大丈夫かなとは思います。今日はなかなかできなかったんですが、課題として練習していきたいです。
-守備については、前回の反省が生かされたのでは。
90分通して、前回の反省もあったので、みんなが声を掛け合って、点を取った後も緩むことなく声を掛け合っていたので、そこら辺の雰囲気に関しては結構守れるかなっていう感覚がありました。
-PKを与えた場面は、相手のロングスローからで、シュートを立て続けに打たれたが、ブロックはしました。
ロングスローもあるっていうのは事前に分かっていたので、最後は体を張ってゴールを守るしかない。
ロングスローをやらせないとかというのはもう無理な話。された時には、冷静に、ペナの中でできるだけ滑らずに、冷静に対応していけば大丈夫かなと思っていました。
-結果的に最後、PKになってしまったが、守り方としてはどうでしたか。
みんなゴールの正面に入って守る、逃げたりとかもなかったので、あれでPKになってしまったら、しょうがないって思います。
-川島選手がPKを止めた時は。
もう、信じるしかなかったので。昨年の最後の方の試合でも、永嗣さんが止めている試合を見たことがあって、今回も止めるかなとか思いながら見てました。実際に止めてくれて、やっぱり頼れるなと思いました。
-あの試合の映像は見ていたんですね。
そうですね、ダゾーンで見ていました。またあるかなと、ちょっと思っていました(笑)