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伊賀市と奈良市が包括協定 観光や施設の相互利用で連携協力

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協定書に署名する仲川・奈良市長(左)と岡本市長=奈良市で

 三重県伊賀市と奈良市は10月23日、地域の特性を生かしたまちづくりの連携や協力を推進する包括協定を結んだ。締結式は奈良市月ヶ瀬尾山の交流拠点施設「ワ―ケーションルームONOONO」であり、伊賀市の岡本市長や奈良市の仲川げん市長らが出席した。

 両市が連携協力するのは▼観光や産業の振興▼交通ネットワークの充実や確保▼地域間の交流促進や公共施設などの相互利用▼防災対策や災害発生時の相互応援など。奈良市北東部にある梅の名所で知られる旧月ヶ瀬村は2005年4月に奈良市と合併したが、市街地までの距離は伊賀市の方が近いため、通学や通勤、スーパーへの買い物など日常生活で行き来する住民も多い。

 協定書への調印前に仲川市長は「これからは近隣の自治体といかに連携をして借り物競争を上手にやっていくか、シェアリングの時代にふさわしい包括協定として発展させていきたい」、岡本市長は「伊賀上野と月ヶ瀬は歴史的にも、日常生活でも結びつきが深い。しっかりと手を取っていきたい」とそれぞれあいさつした。

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