むいてもむいても 川名でタケノコ掘り
川名自治会は19日、川名御霊神社(川名656)の竹林で毎年恒例のタケノコ掘りを行った。
この日は、同会の子どもたち約30人と保護者が参加。参加者は互いに協力しながら鎌やスコップで土を掘り、約40本のタケノコを収穫した。
子どもたちは「むいてもむいても皮が出てきて、タケノコが細くなっちゃった」と言い合いながら、その場で皮を剥いていった。その後、タケノコは境内に持ち込まれた大きな釜の中で茹でられ、しょうゆをかけて振る舞われた。参加した小学5年生の女子は「普段食べているタケノコより、獲れたてのタケノコの方が”シャキシャキ”で、味がしっかりしていて美味しい」と笑顔で新鮮な山の幸を頬張っていた。
同会の担当者は「子どもたちが喜ぶ姿が見られてうれしい。こうしたイベントは地域の防災にもつながるので続けていきたい」と話した。