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デンゼル・ワシントン、『イコライザー』役が『グラディエーターⅡ』にも残っていると認める ─ 鋭いロバート・マッコール的視線

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デンゼル・ワシントンが『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』で演じるマクリヌス役には、『イコライザー』シリーズのロバート・マッコール役が残っているそうだ。ワシントンがTHE RIVERにて語った。

『グラディエーターII』では、奴隷商人としてローマ支配を企む謎多き男マクリヌス役を演じた。全ての指にジュエリーをはめ、高価な衣装を見せびらかすように着るこの男は、周囲の状況を静かに鋭く観察するワシントンの演技が印象的だ。

© 2024 PARAMOUNT PICTURES.

© 2024 PARAMOUNT PICTURES.

まるで『イコライザー』シリーズでワシントンが演じたロバート・マッコールのようである。このシリーズでワシントンは元凄腕工作員を演じており、悪党たちと対峙すると周囲の状況を一瞬で見極め、成敗に必要な秒数を即座に割り出す。

Equalizer 3

筆者がそのことをワシントンに伝えると、「率直に言って、『イコライザー』の役が少し残っていたかもしれません」と答えた。「撮影が連続で行われたので、私の中に残っていたのかな。両者ともにWatcherですね。それぞれ事情は異なるけれど、二人とも“見る”ことをするわけです」。

『イコライザー』シリーズ最終作となった『イコライザー THE FINAL』(2023)は2022年10月から2023年1月にかけて撮影されており、クランクアップの地はローマだった。『グラディエーターII 』の撮影は同年6月より、マルタにて開始されている。半年ほど空いているが、およそ10年に渡って演じたマッコール役がしばらく残っていたり、『グラディエーターⅡ』準備も撮影に先駆けて行われていたりしたことであろう。

『イコライザー』時と同様、デンゼル・ワシントンの眼光が作品を引き締めた『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』 は2024年11月15日より日本公開。

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