ピティナ・ピアノコンペティション「特級」2024、二次進出者26名が決定&クラウド・ファンディングがスタート
2024年7月4日(木)、ピティナ・ピアノコンペティション「特級」二次進出者が発表となった。合わせて、クラウド・ファンディングがスタートした。
毎年約3万人が参加する「ピティナ・ピアノコンペティション」は、幼児から世界を目指すトップ層まであらゆるピアノ学習者に開かれた、国内最大規模のピアノコンクール。その最上位級に位置する「特級」は、「国際コンクールへの登竜門」とも呼ばれ、国際コンクール並みの過酷なレパートリーと演奏技術、短期間での新曲演奏やオーケストラとのコンチェルトなど、総合的な「演奏家としての能力」が求められる。それを乗り越えた4名が立つサントリーホールでの「特級ファイナル」は、毎年大きな盛り上がりを見せている。
今年の特級には130名がエントリー。うち、26名が二次予選進出となった。
7月27日(土)28日(日)の二次予選、7月30日(火)の三次予選(ともにJ:COM浦安音楽ホール コンサートホール)を経て、セミファイナリスト7名が選出され、8月18日(日)東京・第一生命ホールでのセミファイナルにてファイナリスト4名が決定。特級ファイナルは、角田鋼亮指揮・東京フィルハーモニー交響楽団とのコンチェルト演奏で、8月21日(水)サントリーホールにて開催される。なお、全ての審査はライブ配信される。
特級は、聴衆参加型の仕組みを特徴とし、2002年からは一般投票による聴衆賞を設置。特級二次予選からファイナルまでの26日間、毎日1票ずつ「応援したいピアニスト」に投票することができる。これらの実現を支援する、クラウドファンディングを実施中だ。詳細はクラウド・ファンディングページにて確認してほしい。
ピティナ「特級」公式サイトでは、7月6日(土)より二次進出者26名の一次予選動画を連続プレミア公開。セミファイナル・ファイナルの一般発売は、7月4日(木)よりスタートしている。