限定販売 「31パン」求め長蛇の列 中山小児童も販売手助け
地域の皆さんに感謝を伝え、笑顔になってもらいたい――。そんなコンセプトで中山小学校3年1組の児童が考案し、地域のパン屋「painNEAR」の協力で完成した「31(さんいち)パン」が、2月22日に販売された。
31パンは1個250円(税込)で、22日と3月1日(土)のみの限定販売。両日とも午前9時30分、午後0時30分から販売し、各回31個限定のため、15分前から整理券を配布することとしていた。
販売初日の22日は、9時30分からの販売にも関わらず、8時には1人目が並び始め、9時過ぎには長蛇の列が。整理券配布時間には予定数を上回り、入手できない人が出るほどの人気だった。3年1組の児童も駆けつけ、整理券の配布などを手伝った。また、昼の販売も早々に売り切れたという。
担任の引田雄士教諭は「頑張ってきたことが形になり、子どもたちの思い出に残ってくれればうれしい。中山への郷土愛にもつながってほしい」と話していた。