ノーベル平和賞やギネス世界記録などで喜びの声 紙面で振り返る2024年
今年も残すところあと6日。今年1年、区内では様々なイベントや取組みのほか、ノーベル平和賞受賞やギネス世界記録認定など喜びの声が多かった。そんな2024年を本紙記事から振り返る。
1月には、区内で外国人コミュニティの支援活動を行うNPO法人ABCジャパン(安富祖美智江理事長)が、独立行政法人国際交流基金から「地球市民賞」を受賞した=写真【1】。
2月には、寺谷自治会有志の「寺谷・花と緑の会」が市の助成を受け、弁天池や熊野神社周辺の緑化整備を開始。25年度末までの3年計画で進めている=写真【2】。
3月には、潮田在住の有志で結成する「潮田食べ歩きの会」が潮田周辺の沖縄料理店などを紹介する地図を作成した=写真【3】。
4月には佃野町の「やきとりからあげ楽匠」が、「第15回からあげグランプリ」の東日本しょうゆダレ部門で金賞を初めて受賞した=写真【4】。
5月には、鶴見区役所が多文化共生社会の発展に向けた施策の方向性を示す「多文化共生基本指針」を策定。区独自の多文化共生指針を定めるのは市内初となった。
6月には鶴見駅西口近くで児童が自転車走行中にダンプカーにはねられ死亡する事故が発生。土木事務所が周辺市道の路面標示工事を行った=写真【5】
7月には、北寺尾で「北寺尾六丁目サムエル公園」が開所。「町のはらっぱ」として親しまれてきた場の存続を望む住民の要望が実った=写真【6】。
また、生麦事件の貴重な資料などを集めた私設の「生麦事件参考館」再開に向け、地元住民や歴史団体が実行委を作り、市の「まち普請事業」の審査にのぞんだ=写真【7】。
8月には、下末吉在住の中村孝太郎さんがパリ2024パラリンピック競技大会に男子卓球の知的障害クラスの監督として帯同。出発前に渋谷治雄区長を表敬訪問した=写真【8】。
9月には、駒岡の金属スプリング製造会社、日東発条(株)の尾上芳充社長が「最高齢の金属細工師」としてギネス世界記録認定された=写真【9】。
10月には、馬場在住の日本人形作家、小池緋扇さんが市の最高顕彰で文化の発展に貢献した人に贈られる「横浜文化賞」の文化・芸術部門で選ばれた=写真【10】。
また、市場上町在住の和田征子さんが事務局長を務める日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が、ノーベル平和賞を受賞した=写真【11】。
そのほかにも、第50回衆議院議員総選挙が10月27日に投開票され、神奈川3区(鶴見区・神奈川区)は自民党の中西健治氏が2度目の当選を決めた。
12月には、東寺尾出身のプロ野球・阪神タイガースの投手、青柳晃洋選手が汐入小学校と潮田小学校を訪れ、図書カードの寄贈と児童との交流を行った=写真【12】。