恵方巻きに欠かせない「酢飯」の作り方。合数別で作りやすい!
恵方巻きに合う酢飯の作り方
酢飯に使う「すし酢」は酢、砂糖、塩を混ぜて作ります。すし酢をごはんに混ぜることで酢飯が完成しますよ。すし酢はごはんに対して10%を基本に、量に合わせて調整します。すし酢をあとから加えることを考慮し、ごはんは少なめの水で炊きましょう。べちゃっとした食感になるのを回避できますよ。
合数別。酢飯に使うすし酢の黄金比
合数 / 酢 / 砂糖 / 塩
1合 / 大さじ1と1/2杯 / 大さじ1杯 / 小さじ1/2杯
2合 / 大さじ3杯 / 大さじ2と1/2杯 / 小さじ1杯
3合 / 大さじ4と1/2杯 / 大さじ3と1/2杯 / 小さじ1と1/2杯
4合 / 大さじ6杯 / 大さじ5杯 / 小さじ2杯
5合 / 大さじ7と1/2杯 / 大さじ6杯 / 小さじ2と1/2杯
ごはんの量に合わせて上記のすし酢を作れば、残すことなく使い切れますよ。合数別の黄金比を基本にし、酢の量で酸味を、砂糖で甘味を調整してください。
酢飯の作り方
1. 米を洗い、炊飯釜に入れる
2. 水を入れて30分浸水させ、通常炊飯する
3. ごはんが炊けたら、湿らせた寿司桶に移す
4. 酢、砂糖、塩をよく混ぜ、しゃもじを伝わせてごはん全体にまわしかける
5. しゃもじで切るように、大きく動かして混ぜる
6. 全体が混ざったら、しゃもじを細かく動かしてダマをなくす
7. うちわであおいで冷ましながら、酢飯の上下を返し、人肌まで冷めたら表面を平らにならして完成
酢飯作りのコツ・ポイント
米はかために炊く
酢飯に使うごはんは、すし酢を合わせる分、かために炊きましょう。いつもの水の量で炊くごはんでは、すし酢を合わせると、べちゃっとした仕上がりになってしまいます。
ごはんの粒をつぶさないように混ぜる
おいしい酢飯はごはんの粒が立っているのがポイント。ごはんの粒をつぶさないように、切るように混ぜましょう。また、蒸気がこもるとべちゃっとしてしまいます。すし酢とごはんを混ぜたら、うちわであおいで冷ますのが大切です。
酢飯を乾燥させない
できた酢飯をすぐに使わない場合は、濡れ布巾とラップをかけておきましょう。そのまま置いておくと、どんどん乾燥しておいしさが損なわれてしまいます。
手作り酢飯をマスターして恵方巻を自宅で楽しもう
おいしい酢飯に仕上がる分量と作り方をマスターすれば、酢飯を失敗知らずで作れるようになります。基本の配合をベースに、酢や砂糖の量を調整してお気に入りの味を見つけてくださいね。今年は自宅で手作りの恵方巻を楽しみましょう。
※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。
ライター:菅 智香(育児料理アドバイザー)