奈良・月ヶ瀬梅まつり9日から 週末を中心にイベント
奈良県奈良市月ヶ瀬地区で、名張川沿いの梅林が見頃を迎える時期に合わせ、恒例の「梅まつり」が2月9日から3月23日まで開かれる。週末を中心に、さまざまなイベントが予定されている。
主な催しと会場は次の通り。いずれも参加・見学無料。日付の無いものは期間を通して開催している。
▼名勝月ヶ瀬梅渓資料展、奈良晒パネル展 月ヶ瀬梅の資料館
▼梅渓写真展 同資料館
▼春一番梅の郷ふれあい祭 2月16日。ロマントピア月ヶ瀬
▼染色家・吉岡更紗さん講演会 同22日午後1時から。月ヶ瀬公民館
▼煎茶祭 3月1日。同資料館
▼俳句大会 同18日。尾山老人いこいの家
▼奈良晒春の作品展 同20から22日。ロマントピア月ヶ瀬
▼春の宴 同23日。梅林公園内
▼写真コンクール 期間中に梅林内で撮影した作品が対象。応募は四つ切(ワイド可)またはA4サイズで1人2点以内。4月25日締め切り
臨時バス運行
伊賀地域から会場周辺へは、伊賀市の上野市駅から桃香野口行きの定期便(平日4・5往復、土日祝3・5往復)路線バス、南山城村のJR月ヶ瀬口駅からは3月1日から16日までの土日のみ、臨時バスが6・5往復運行される。梅林に近い尾山診療所前までの大人片道運賃は上野市駅発750円、月ヶ瀬口駅発600円。梅渓周辺には有料駐車場がある。
「月ヶ瀬写真家」として地元の魅力や情報を発信し、今年から同資料館長を務める倉家修司さん(59)は「目を楽しませる梅林だけでなく、それを取り巻く風景や歴史も含めて月ヶ瀬を楽しんでほしい」と呼び掛けた。
問い合わせは月ヶ瀬観光協会(0743・92・0300=同資料館内、梅まつり期間中無休)へ。