『アクセサリー感覚』で犬を飼っている人の特徴6選 都合のいい存在だと思っている飼い主がする行動とは
『アクセサリー感覚』で犬を飼っている人の特徴6選
飼い主の中には、自分にとって都合のいい存在として『アクセサリー感覚』で飼ってしまう人がいることも事実です。犬を迎えるとき、ただ「かわいい」という理由だけで迎えてしまうと、犬を不幸にしてしまうことも。
今回は犬をアクセサリー感覚で飼っている人の特徴を紹介するので、自分がそうなっていないかチェックしましょう。
1.装飾の多い服を着せたり不用意に着飾る
犬に服は不必要とはいえませんが、体に負担がかかったり怪我を負わせてしまうような装飾が多い洋服は、愛犬の安全面を考慮するならば避けるべきでしょう。
また、最近では犬の毛をカラーリングしたり、マニキュアを塗ったりするサービスも開始されているようですが、薬剤の匂いにストレスを感じる犬も多いので、飼い主の都合でアクセサリーのように扱うことは避けましょう。
2.犬の安全に配慮していない環境で飼育する
犬を飼う環境は、犬が安全に快適に暮らせるように工夫したり、常に清潔で片付いた状態を維持することが大切です。
しかし、アクセサリー感覚で飼っている人は、愛犬の安全よりも好みのインテリアを優先してしまう人もいます。愛犬に配慮していない部屋は、怪我をしたり誤飲につながったりする恐れもあり、非常に危険です。
3.犬が体調不良になっても自分の都合を優先させる
愛犬が体調不良になった時、飼い主の多くは注意深く様子を観察したり、必要に応じてかかりつけの動物病院へ速やかに連れていったりします。
しかし、犬をアクセサリー感覚で飼っている人は、愛犬が体調不良になっても気にすることはなく、自分の都合を最優先します。
結果として、緊急性の高い症状が悪化してしまい死に至ることもあり、犬を飼うということの重大性を理解していないと言わざるを得ません。
4.最低限のしつけやお世話を怠る
アクセサリー感覚で犬を飼っている人に共通してみられる特徴として、最低限のしつけやお世話を怠るという特徴が見られます。
犬を家族の一員として大切な存在と認識していないため、犬にかける時間が極端に少ない傾向にあります。そのため、しつけをする時間もなく、愛犬のお世話に割く時間も他の飼い主に比べると少ないのです。
すると、問題行動がエスカレートしたり、運動不足や栄養失調などの不健全な状態に陥ってしまい、明らかにおかしい様子を見せるようになることも。
5.犬の事情を考えずにあらゆる場所へ連れ回す
最近では、愛犬とさまざまな場所にお出かけできるようになりました。しかし、これは愛犬の性格に配慮した上で、愛犬がストレスを溜めないよう行動することが大前提です。
「かわいい愛犬を連れたわたし」といったアクセサリー感覚で連れ回していると、犬がストレスを溜め込んだり、過度に体力を消耗するなどの負担をかけてしまいます。
また、しつけがきちんと完了していないと周りに迷惑をかけてしまうこともあり、こうした特徴も犬をアクセサリー感覚で飼っている人に見られます。
6.自分の都合を優先し犬にストレスを与える
犬を飼うということは、犬に生活スタイルを合わせる面が多々出てくるということです。しかし、犬をアクセサリー感覚のように考えている人は、自分の都合を最優先にし、愛犬の気持ちを考えようとしません。
そのため、朝早く出勤し夜遅くまで出歩く日が続いたり、犬をひとりぼっちで家に残して外泊してしまったり、日頃から自分の機嫌の良い時だけ構うなど、身勝手な行動を繰り返します。
すると、犬は寂しさや愛情不足から強いストレスを感じ、精神疾患や問題行動、自傷行為などに走ってしまうケースも報告されています。
まとめ
いかがでしたか。アクセサリー感覚で犬を飼っている人は、犬を飼うことに対する責任感が足りておらず、犬の気持ちや習性、安全面などに配慮しない傾向が見られます。もしも自分に心当たりがある場合は、意識的に改善してください。