夏の風物詩 上越まつり開幕 !
夏の風物詩、上越まつりが開幕しました。直江津の八坂神社ではご神体をみこしに移す発輿祭が23日(火)に行われ、関係者がまつりの安全を祈願しました。
上越まつりは23日から29日まで、一週間にわたって高田と直江津を舞台に行なわれます。その幕開けとなるのが発輿祭です。発輿は八坂神社に祀られているご神体を神輿に移す儀式のことです。
きょう(23日)は日中の気温が高田で35度を超える猛暑日となる中、関係者が参列し、神事が執り行われました。
高田衹園祭 祭典委員会 宮越俊有さん
「直江津にみこしを返すのが使命。上越まつりは地域のコミュニティの結集。さびれてくるとまちの活力に表れる。ぜひ盛り上がるように私たちも努力していきたい」
八坂神社 宮司 岩片稔彦 さん
「地域のみなさんに協力を頂いて無事に楽しく衹園祭が行われ、みなさんの家内安全や無病息災などを祈ってもらえればと思う」
みこしはこの後、前夜祭が行われる北本町2丁目の陀羅尼八幡宮に運ばれました。北本町では子どもたちによる灯ろう行列などが予定されていましたが、暑さのため中止になりました。
高田衹園祭祭典委員会 宮越俊有さん
「この気候はしょうがない。どういう風に乗り切るかが大事。熱中症警戒アラートが出たときにはおとなしく引き下がるのも大事」
ご神体を乗せたみこしは、高田をまわり26日(金)に稲田から船に乗って関川を下り、舞台は直江津へ移ります。今夜は陀羅尼八幡宮で前夜祭、高田城址公園で花火の打ち上げがあります。あすは高田地区のみこし渡御や各小学校のマーチングバンドの演奏、そして、勇壮衹園みこし宮入りなどが行なわれます。