役所で「御庁舎印」巡り 市の若手職員が初企画
横浜市は市役所と全18区役所で、各庁舎をモチーフとした御朱印の庁舎版「御庁舎印」の初の販売を2月10日から始めた。市の若手職員が区局横断で新規事業の立ち上げなどにチャレンジする仕組み「横浜創造100人隊」による取り組みの一つ。
市民や観光客が「御庁舎印」収集のため各庁舎を巡ることで、まちの新たな魅力発見につなげる目的で企画されたもの。通常はがきサイズの紙製で、表面には庁舎や区の木・花、名所など、裏面には庁舎やまちに関する情報が掲載されている。
6区ずつ3期に分けての実施で、2月21日(金)までは神奈川、南、金沢、中、港南、栄、25日(火)から3月7日(金)までは鶴見、保土ケ谷、戸塚、西、旭、瀬谷、3月10日(月)から21日(金)までは磯子、緑、都筑、港北、青葉、泉の各区役所で、売店及び庁舎内の自動販売機で平日のみ販売する。時間帯は各区庁舎により異なる。市役所では市庁舎の印を3月21日まで毎日販売している。
一枚300円(税込)で、10種類購入した人は集めた印を収納できる「御庁舎印帳」が市庁舎でもらえる(数量限定)。企画の担当者は「足を運んだことのない区庁舎を訪れ、楽しみながらまちへの理解を深めてほしい」と語った。問い合わせは市総務局行政マネジメント課【電話】045・671・4774。